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家政学部[食物栄養学科‐食物学専攻] 家政学部[食物栄養学科‐食物学専攻]

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家政学部

食物栄養学科

食物栄養学科‐食物学専攻

人材養成目的?3つのポリシー(2023年度以降入学者)

家政学部 食物栄養学科人材養成目的?3つのポリシー(2023年度以降入学者)

3つのポリシー

人材養成目的

 家政学部食物栄養学科食物学専攻において、家政学部の人材養成目的に基づき、「本専攻で学ぶ全ての学生に対して社会に通用する広い教養を十分に涵養せしめたうえで、現代の多様な食生活の中にあっても多くの人々がより一層の健康な社会生活が営めることをめざし、食の安全性はもとより、栄養の素材としての食物、並びに食物と健康に関する幅広い知識とその実践的能力を身につけた女性を育成する」ことを人材養成目的とする。

ディプロマ?ポリシー

 共立女子大学家政学部食物栄養学科食物学専攻は、建学の精神「女性の自立と自活」を踏まえて展開される所定の課程を修め、124単位以上の単位取得と必修等の卒業要件を充たし、幅広い教養と専門分野における知識?技術の学修を通して、以下に示す資質?能力を備えた人物に学位を授与する。

観点 内容
DP1-1
客観性?自律性―幅広い教養
食物と栄養を多角的にとらえるための幅広い教養を有している。
DP1-2
客観性?自律性―専門知識
食物と栄養にかかわる広範な専門知識と技能を有している。
DP1-3
客観性?自律性―主体的判断力
食物と栄養にかかわる諸問題について、専門知識に基づき総合的に理解し、主体的に判断する能力を身に付けている。
DP2
課題発見?解決力
食物と栄養にかかわる課題を自ら発見し、専門知識と技能を用いて解決する能力を身に付けている。
DP3
リーダーシップ
他者の意見を尊重し、他者と協働しながらリーダーシップを発揮することができる。

カリキュラム?ポリシー

 共立女子大学家政学部食物栄養学科食物学専攻は、ディプロマ?ポリシーに定める資質?能力を育成するために必要?適切な授業科目を精選し、順次性ある体系的な教育課程を編成する。その際、科目履修の順次性に基づくカリキュラムの体系的学修を可能にするために、カリキュラム?マップ、カリキュラム?ツリー、ナンバリング、履修系統図を用いる。

 その上で、教育課程編成及び授業実施にあたっての教育内容、教育方法、学修成果の評価の在り方についての方針を次の通り定める。

教育内容

CP1 教養教育科目

 学生を、ひとりの女性?ひとりの人間として自律した人材、すなわち日々の生活を豊かに充実して生き、主体的に社会に参加?貢献して責任ある役割を果たす人材として育成するために設けられた「自律と努力コア」「創造とキャリアコア」「協働とリーダーシップコア」の必修?選択必修を以下のように定める。

CP1-1 自律と努力コア
  • 初年次教育科目?キャリア教育科目として、客観的に物事を理解し、自己を確立し生涯学び続けるための基礎的な力を養うため、以下の必修を定める。
  • 学生生活への適応、ライフプランやキャリアプラン形成のための「ライフプランと自己実現」、そして論理的な考え方や文章作成技術の定着、課題発見、課題分析、情報収集、グループワーク、プレゼンテーションなどの課題解決に必要な技術の修得をはかるとともに、社会人として果たすべき責務を学ぶために、少人数制で行う「基礎ゼミナール」「課題解決ワークショップ」を必修科目とする。
CP1-2 創造とキャリアコア
  • 新たな価値を創造し社会と積極的に関わっていくための基礎的な力を身につけるとともに、社会人として必要な教養を養うため、以下の必修?選択必修科目を定める。
  • 情報リテラシーにおいては、情報化が加速する現代の社会生活で必要となる数理?データサイエンス?AIに関する基礎的な知識や技術を身に付けるために、「データサイエンスとICTの基礎」を必修科目とする。
  • 英語においては、プレイスメントテストの結果を踏まえた習熟度に基づくクラスを編成し、学生の習熟度や希望に応じて体系的に科目群を編成する。現代の社会生活で必要となる英語コミュニケーション力を身につけるために「英語コミュニケーションⅠ」「英語コミュニケーションⅡ」を必修とする。また、今後、進展するグローバル環境におけるキャリア形成に必要な語学能力を養成するためにTOEICのスコアアップを目指す。
  • 語学科目においては、「英語」および「初習外国語」の科目群より4単位を選択必修科目とし、 今後、進展するグローバル環境において必要な英語コミュニケーション力やキャリア形成に必要な語学能力を養成する。
  • 社会を幅広く俯瞰し必要な教養を身につけるために、「人間を理解するための教養」「社会を理解するための教養」「自然を理解するための教養」「身体と健康を管理するための教養」「キャリアを創造するための教養」の5つの科目群から6単位を選択必修とする。
CP1-3 協働とリーダーシップコア
  • 他者と協働しながら課題解決に導くための協働性?コミュニケーション能力やリーダーシップを養うために、「現代社会の諸課題の解決」「リーダーシップ開発」から2単位を選択必修とする。
  • 他者と協働し様々な課題解決を行なう中で、自らの価値観と多様な価値観を調整するために必要なコミュニケーション力やリーダーシップを身に付けることを目指して、PBL(Project Based Learning)の手法を用いて授業を行う。
CP2 家政学部共通科目

 家政学部共通科目では、家政学を学ぶうえで身に付けておくべき基本的な知識と技能を修得するため、以下のように教育課程を編成する。

  • 被服、食物、住居、児童、家庭経営の5領域の基本的知識を学び、それらを統合した人間のライフステージと福祉の視点から人間生活の構造や基本事項を理解するための科目を配置する。
  • 前述の5領域に隣接または基礎となる社会科学?自然科学などの幅広い諸科学の視点と基本的知識を獲得するための科目を配置する。
CP3 基礎領域

 専門領域を学修するための基礎として、化学や生物学などに関する講義科目を配置する。さらに、学修した知識を検証し、体験的に学ぶための実験科目を配置する。

CP4 専門領域

 食品開発や、食生活の改善と向上に必要な専門知識と技能を養うために、「食品科学領域」「健康科学?栄養学領域」「調理学領域」「食文化?食産業領域」の4つの専門領域を設け、各領域に応じた講義?演習?実験?実習科目を、階梯性を踏まえて配置する。

CP5 主題研究領域

 思考力?判断力?表現力を養うために、食物と栄養に関する課題について、学修した専門知識と技能を用いて研究?調査を行い、その結果を考察して論述?発表するための「卒業論文」と「卒業演習」を配置する。

その他

 中学校?高等学校教諭一種免許状(家庭)、食品衛生監視員?食品衛生管理者、フードスペシャリスト、学校図書館司書教諭、学芸員の資格取得に必要な科目を置く。また、学際的な知識の修得や学部?学科間さらには他大学との交流を促すために、他学部開放科目?単位互換科目を設定する。

教育方法

適切な授業形態

 教育の実施には、その内容に適した授業形態(講義?演習?実験?実習)を用い、PBL(課題解決型授業)を導入する。また、その効果について十分に検討した上で、必要に応じて遠隔教育を活用する。他者と協働する姿勢やリーダーシップを身に付けるために、少人数制を導入し、教員と学生間の双方向授業、グループディスカッション、グループワーク等のアクティブ?ラーニングを取り入れた実践教育を行う。

シラバス

 授業開始後の学修の指針として機能する適切なシラバスを作成し、授業計画に基づいて適切な指導を行う。事前?事後の学修内容、目安の学修時間をシラバスに提示することで、事前?事後学修を担保する。

フィードバック

 すべての科目で適切な形成的評価を取り入れ、授業期間中に学生の理解度を把握し、確実にフィードバックを行う。

ルーブリックの活用

 学修成果の可視化と学生による学修の自発的改善を可能とするために、必要に応じてルーブリックを用いた授業を行う。

履修モデル

 「基礎領域」「食品科学領域」「健康科学?栄養学領域」「調理学領域」「食文化?食産業領域」に関する年次別の履修モデルを作成し、これを活用して学修効果を高める。

発表会

 「卒業論文」と「卒業演習」においては、学科の全教員および全学生の出席のもとでの発表会を行い、積極的な議論と客観的な評価を行う。

学修成果の評価

到達水準の明確化と適正な評価

 各授業科目の到達目標と単位修得目標を具体的に定めて、求める到達水準を明確化し、学生の到達状況と単位修得の可否を適正に評価する。

学修成果の評価

 各授業科目の内容に応じて、試験、課題?レポート、小テスト、および意欲?態度等を勘案し、学修成果を適正に評価する。

進級条件等

 1年次から2年次の進級については、1年修了時時点の通算GPAが0.6以上であることを条件とする。3年次から4年次の進級については、卒業に必要な124単位のうち84単位以上を修得していることを条件とする。

フードスペシャリスト

 フードスペシャリスト資格試験を3年次後期に受験するにあたっては、所定の単位を3年次前期までに修得すること、または3年次後期に履修中であることを条件とする。資格試験の合否によって、3年次までの学修成果の総合的評価を行う。

アドミッション?ポリシー

 共立女子大学家政学部食物栄養学科食物学専攻は、建学の精神である「女性の自立と自活」に基づき、本学が教育の基軸にすえる「リーダーシップ」教育と「実学」教育を理解し、積極的に受容する資質?能力を有し、以下に掲げる学力の三要素を備えた人物を受け入れる。なお、このような学生を適正に選抜するために、多様な選抜方法を適切に実施する。

学力の三要素 AP№ 内容
知識?技能 AP1-1 高等学校の教育課程を幅広く修得している。
AP1-2 高等学校卒業までの履修内容のうち、食物学専攻の学修の基盤となる化学と生物学の基礎的な知識と技能を修得している。
思考力?判断力?表現力 AP2 食物と栄養に関する社会問題を多角的にとらえ、自らの考えを論理的に整理し、客観的に他者へ説明する意欲と姿勢を有している。
主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度 AP3-1 課題に対して主体的に探究を行い、最後まで取り組む意欲と姿勢を有している。
AP3-2 他者の意見を尊重しながら他者と協働し、リーダーシップを発揮して社会に貢献する意欲と姿勢を有している。

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