ITによる教育支援
kyonet(Kyoritsu Educational Network System)
学内の教育支援のためのネットワークシステムを、本学ではkyonet(共立女子大学?共立女子短期大学教育ネットワークシステムの略)と呼んでいます。これを通じて、教務課や学生課などが個々の学生に連絡を取ったり、教員が学生の出席やその他の情報を把握したり、授業の課題を提出することができます。大学が組織として一人ひとりの学生を支援していける体制をkyonetにより構築しています。緊急事態が発生したときの連絡や所在確認にも有効です。大学にとっても学生にとっても強い味方です。
Kyoritsu Apps
kyonetを補完するものとしてGoogle Workspace for Educationを利用しています。これによって授業資料の展開や課題提出などを行っています。スマートフォンを含むマルチデバイス対応により、いつでもどこでも学習することが可能であり、且つ、自宅での学習を促進することで事前学習?事後学習時間の確保を実質化しています。また、新たな教育環境による新しい授業の創造も効果として期待できます。
高等教育開発センター
情報化の進展によって、大学教育を取り巻くIT環境が大きく変化しています。高等教育開発センターは、IT環境の変化に対応するために、大学で行われる対面授業を補完するための教材作成支援やkyonetの利用促進、授業やその他の動画コンテンツの作成?配信などを行っており、主としてその方面から教員や学生を支援するプロジェクトです。どの授業も時代の流れに即応でき、新しい授業方法など教育改革の試みが常に行えるように、本学の教育ならびに学生の学修を支援しています。
出席管理システム
各教室のドア近くの壁に設置してあるカードリーダーに学生証をかざすと出席が記録されるシステムです。これによって大人数の授業でも出席をとる労力と時間が省かれることになりました。学生も自分の出席が確かに記録されたかを気にしなくてもすむようになりました。もちろん、ただ機械的に出欠をとるだけでなく、授業担当教員が諸般の事情を考慮して調整する余地を残してあります。
e-learning 英語塾
希望した学生に専任教員が作成したテキストをkyonetで送信する英語の講座を開設しています。無料ですが、単位にはなりません。半期で6~8回、年に2講座です。各講座で、「日本昔ばなし講座」「ジョーク講座」「クールジャパン講座」などのテーマを設けています。学生は毎回の小テストの解答を返信し、得点が基準に達すると講座修了証書が発行されます。
情報センター
情報センターは学内の情報システムの管理?運営をする一方で、個々の学生の情報機器利用に関する質問を受け、きめ細かい指導を行っています。さらに、ノートPCとPC周辺機器の貸し出し、情報演習室の印刷をどのプリンタからも出力することを可能とするオンデマンドプリントシステムの管理、「コンピューター利用ガイド」の作成、Microsoft365の提供、学内無線LANサービスの提供などを通じて、高度な情報社会に適応できる学生を育成するように努めています。