• 初年次教育科目?キャリア教育科目として、客観的に物事を理解し、自己を確立し生涯学び続けるための基礎的な力を養う科目群を編成する。
• 学生生活への適応、論理的な考え方や文章作成技術の定着、ライフプランやキャリアプランの形成をはかるとともに、社会人として果たすべき責務を学ぶために、少人数で行う「基礎ゼミナール」を必修とする。

• 新たな価値を創造し社会と積極的に関わっていくための基礎的な力を身につけるとともに、社会人として必要な教養を養う科目群を編成する。
• 英語においては、プレイスメントテストの結果を踏まえた習熟度に基づくクラスを編成し、学生の習熟度や希望に応じて体系的に科目群を編成する。現代の社会生活で必要となる英語コミュニケーション力を身につけるために「英語コミュニケーションⅠ」「英語コミュニケーションⅡ」を必修とする。また、今後、進展するグローバル環境におけるキャリア形成に必要な語学能力を養成するためにTOEICのスコアアップを目指す。
• 情報リテラシーにおいては、情報化が加速する現代の社会生活で必要となる数理?データサイエンス?AIに関する基礎的なリテラシーを身に付けるために、「データサイエンスとICTの基礎」を必修とする。
• 幅広い教養を身に付け、多様な視点で社会を幅広く俯瞰し必要な教養を身につけるために「人間を理解するための教養」「社会を理解するための教養 」「自然を理解するための教養」「身体と健康を管理するための教養」「キャリアを創造するための教養」より2単位を選択必修とする。

• 他者と協働しながら課題解決に導くための協働性やリーダーシップを養う科目群を編成する。
• 他者と協働し様々な課題解決を行なう中で、自らの価値観と多様な価値観を調整するために必要なコミュニケーション力やリーダーシップを身に付けることを目指して、PBL（Project Based Learning）の手法を用いて授業を行う。

　豊かな人間性や社会性を育み、企業や地域社会で活躍できる自律した女性として育成するために、以下の「コース共通専門教育科目」「コース専門科目 （基礎）」「コース専門科目?特別演習科目 （発展）」に区分する。

• 生活科学の基盤となる専門教育科目をＩＴメディアコース、生活デザインコースのコース共通専門科目として、体系性、順次性を踏まえて配置する。
• 生活科学の学問分野の基礎的な知識?技能を修得する『生活科学基礎系科目』、一人ひとりの社会的?職業的自立に向けたキャリア発達を促す『キャリア支援系科目』、自ら問題を発見し解決する能力を養うPBL型授業や、学生が主体的に卒業後の進路選択や学修に取り組む『特別演習系科目』をコース共通科目として配置する。

• 生活科学の専門教育科目を学修するにあたって、ＩＴメディアコース、生活デザインコースの2つのコースに沿って、体系性、順次性を踏まえて1年次に主としてコースの基礎的科目を配置する。
• ＩＴメディアコースでは、メディアについての社会状況を理解する「①メディア社会」、健康をマネジメントする知識とスキルを学び、健康ビジネスに生かすことができる実践的なスキルを身に付ける「②健康メディア」、デジタルメディアによるクリエイティブなCGや動画作成のスキル、企画?プレゼンテーション能力を養う「③メディア表現」、ＩＴパスポート試験の合格に必要な知識や情報活用能力を身に付ける「④ＩＴメディア」の4分野の主として基礎的科目を配置する。
• 生活デザインコースでは、食を対象に、調理の基礎からレシピ開発に必要とする基礎を学び、食を総合的にデザインし広く発信するスキルを身に付ける「①フードデザイン」生活に必要な道具や製品を対象に、形、大きさ、色彩などの要素について学び、デザインする能力を身に付ける「②プロダクトデザイン」、衣服やその装い方を対象に、アパレルの制作からマーケティング、企画を学び、実践的な応用力を養う「③ファッションデザイン」、住居や住空間を対象に、知識や原理に加えて、設計、製図、インテリアCADなどを学び、提案する能力を養う「④インテリアデザイン」の4分野の主として基礎的科目を配置する。

• 生活科学の専門教育科目を学修するにあたって、ＩＴメディアコース、生活デザインコースの2つのコースに沿って、体系性、順次性を踏まえて、2年次に主としてコースの学びを深めていく科目を配置する。
• 2年間の集大成として、課題に基づいて学生が主体的に研究?制作に取り組む「卒業研究」をコース共通科目として配置する。
• 2つのコースの専門科目を一定の範囲内で横断的に履修し、幅広い知識と教養を育成する。
• 生活科学科と文科のカリキュラムの枠を超えた「短期大学開放科目」を配置し、学生の主体的な学びを促し、関心のある領域の問題意識を深め、考察力を育成する。