
私は子どもの頃から食べることが大好きで、将来は「食」を通して人々を笑顔に、そして健康にできる職業に就きたい!と思ったことをきっかけに管理栄養士を目指すことになりました。栄養について理論と実践の両面を学び、多岐に渡って知識と技術を身に付け、卒業時には管理栄養士国家試験の受験資格を手に入れることができる共立女子大学 家政学部 食物栄養学科 管理栄養士専攻なら、私が希望する姿に近づくことができるだろうと考えたことから進学先として選択しました。
3年次後期の「栄養教育論演習」です。模擬の栄養指導を学生自らが計画し、病気の特徴やその対策となる食事の提案を教員へのプレゼンテーション形式で行う実践的な授業で、座学だけでは学ぶことができない栄養指導の難しさを身をもって体験し、要領をつかむことができたことが印象に残っています。この演習を経験したことで、「患者さん一人一人に合った栄養指導ができる管理栄養士になりたい」と強く思うようになりました。
来年3月*に実施される管理栄養士国家試験合格を目指して、試験に安心して臨めるようにコツコツと勉強しています。大学で週2日受講している国家試験対策の授業の他、模擬試験の解き直しやテキストを反復して解くなど、工夫して自主的に勉強しています。
入学当初から続けている飲食店でのアルバイトです。4年近く継続してきたので、社会人としての基礎やマナーをたくさん学び、人と接することの楽しさを実感しています。また、SNSを活用した商品PRや、お客様が思わず手にとりたくなるような陳列を提案することでお店の売り上げの向上に貢献することができた時は達成感を味わうことができました。人と話すことが好きになり、人と直に接する仕事に就くことを志すきっかけになりました。
来年の4月*から管理栄養士資格を持つ歯科助手として歯科医院で勤務する予定の私には、「歯科医院で働く管理栄養士をごく普通の存在にする」という目標があります。食べることと歯には深い関係があり、健康な歯があってはじめてバランスのとれた食事を美味しく取ることができます。いくつになっても健康な歯を保ち、ご自分の口から栄養を摂取できる人を増やすことが私の夢です。歯科医院で管理栄養士が直接、栄養指導をする光景が広がれば、この夢の実現に近づくことができると私は思っていいます。
共立女子大学は教員と学生との距離感が近く、教員に直接、学習や就職活動の悩みを相談できるほどの雰囲気があります。少人数制のためもちろん学生同士も仲が良く、優しく真面目な学生が多く在籍していることから、楽しく学生生活を送ることができると思います!食物栄養学科は食べることが大好きで、そんな好きなことを仕事にしたいと考えている人におすすめしたいです。中でも主体性を持って行動できる人にとっては、自ら考え、主体性に学び、自分の言葉で発表する実験や実習は心地よく、「あなたらしさ」を発揮できる時間になることでしょう。
*2023年10月取材
(2024年3月掲載)