
叔母が医者であったことと、ドラマや映画の影響で医療職に興味を持ち、人の生命を守り、健康を維持することに貢献できる仕事に就きたいと思っていました。高校2年生の頃に天下足球网_188比分直播-中国体彩网唯一官网が流行し、テレビなどで「保健師」という職業を耳にする機会が増え、どのような職業なのか気になって調べてみたところ、社会で暮らしている人々が健康でいられるように援助する職業であると知りました。医療体制のひっ迫や医療職者不足が深刻な問題となっている今、病院に行かずに自分の力で健康を保持?増進できる人を増やすことは社会にとって非常に重要であると感じ、保健師という仕事にとても魅力を感じました。そして大学を調べる中で、共立女子大学の看護学部では保健師資格の取得に必要な学びを得られると知り、入学を決めました。
この学科の特長として、1年次から実習がある点が挙げられます。早くに医療現場を見られたことで、その後の講義でも現場をイメージしながら学ぶことができ、深い理解につながりました。現在取り組んでいるのは「小児看護学実習」「成人看護学実習」などの領域別実習です。領域が変わると治療対象となる患者さんも大きく変わるので、毎回多くの学びが得られます。実習時に心掛けているのが、事前準備?下調べです。小児看護学実習であれば、小児科でよくみられる疾患について調べておき、必要なケアを把握した上で実習に臨みます。1年次の実習では、疾患やケアについて聞かれても答えられないことがあり、悔しい思いをしました。その反省を踏まえて、しっかり勉強した上で患者さんと向き合うようになりました。4年次からは保健師課程の実習もスタートするので、そこでしっかり保健師としての力をつけていきたいです。
2年次に履修した「基礎看護学実習Ⅱ」です。初めて患者さんを受け持ち、実際に患者さんとコミュニケーションを取ったり、ケアを提供したりした点が印象に残っています。学内演習でもカルテ上の模擬患者さんにアセスメントやケアプランの計画を行ったことはありましたが、実際に生きている人への看護は未体験だったので緊張しました。同時に、看護師(保健師)に近づいている実感もあってわくわくしました。
東京23区の行政保健師として働きたいと考えています。大学で学んだ総合的な知識を活かし、医療機関やサービスと協働しながら住民の方々の健康増進に寄与していきたいです。
区役所を通じて現役の行政保健師の方に連絡を取り、直接話を聞いて仕事のイメージを深めています。また、各区の保健行政について情報収集も進め、実際に就職した際にスムーズに職務に当たれるよう備えています。
2号館の自習室です。一人で静かに勉強することも、友人と話しながらグループで学修することもできるので、よく利用しています。
(2025年2月掲載)