Q1 現在の学部(学科?コース?専攻?専修)に進学を決めた理由は?
高校時代から文学部と社会学部に興味を持っていて「文芸学部」が文学部と似ている名前だったので深く考えずに選びました。
その後社会学を学ぶことが諦めきれず少しでも学びたいと考え、広い分野を学べる今のコースを選択して社会学者の先生が担当しているゼミナールに所属しました。
社会学部だったら学べなかったであろう多様な分野を自分の好奇心の赴くまま縦横無尽に駆け回れたことで、自分が知らなかった世界に飛び込むことができました。
これは文学だけではなく文化や芸術に関することも学べる文芸学部だったからできたことだと思います。
Q2 所属コース?専攻?専修の特長や学びのスタイルは?
無限に広がる知識の海に自分の意思で飛び込むことができる点が大きな特徴だと思います。
入学当初は文芸学部のことを全く理解できていなかったのでざっくり「文学」のことを学ぶんだと考えていました。
しかしいざ授業を受けてみると苦手だった語学以外の授業が全て面白かった衝撃は今でも鮮明に覚えています。
授業が文学だけではなかったこと、高校までの学びとは違って自分が好きなことを自由に学べるワクワク感、世界や世の中の見え方が変わった衝撃、幅広く学ぶことができる文芸学部だから味わえたことばかりです。
文芸学部を選んだ時点で文系の科目に少なくとも苦手意識はない人が多いのではないかと感じます。それなら1つくらいは自分の興味をそそられる授業に出会えると思いますし、私の場合は社会とアートでした。
そこから派生させて様々な授業を受けて、自分が「これ」と思った好きな題材を卒論のテーマに選べる自由さも大きな魅力だと思います。
Q3 印象に残っている授業は?
私を救ったという点で最も印象に残っている授業は1年生の後期で履修した金光陽子先生の「比較文化の視点」です。この授業で自分はここで何を学びたいかが明確になりました。
当時はまだ社会学部への未練が鮮烈に残っていたので、どうにかして社会学に似たようなものが学べないか探していました。
そんな時に上記の授業の「ホスピタルアート」を学んだことがきっかけで、アートが人々の交流を生んだり活力を与えることができることを知り、人と社会をアートが繋いでいることに強烈に興味を持ちました。
ここから自分がこの大学でしか学べない人と「何か(アートや音楽、文化など)」の繋がりについて学びたいと強く思うようになりました。
Q4 大学卒業後の進路は?
アルバイトがきっかけで人の日常を支える仕事に携わりたいと考えるようになり、多面的に人々の生活に関わることができる地元の市役所に就職が決まりました。
初めのうちは幅広い分野の部署を経験して市政や市民が抱えている問題を把握して、数年後に文化芸術に関わる部署で「アートによるまちづくり」に関わりたいと考えています。
Q5 将来に向けて今努力していることは?
市役所に就職するには公務員試験を突破する必要があったため、試験勉強を4年生の4月から始めました。
入学当初は民間と公務員どちらになろうか悩んでいたので、民間の就活対策を共立アカデミーや授業を活用して2年生の頃から少しずつ始めていました。その甲斐もあり、自己分析はあまり苦労せずに行えました。
何より一番の力になったのは大学受験の失敗や後悔でした。「これだけやって落ちたらしょうがないな」と自分が思えるまで勉強できたことが今回の結果に繋がったと思います。
Q6 授業以外で力を入れて取り組んでいることは?
中学高校と運動部に所属していたので、大学では勉強に集中したいと考えサークルには所属しませんでした。
その代わり自分が最も苦手とするコミュニケーション力を培いたいと考えて、あえて強い苦手意識があるレストランの接客業のアルバイトに取り組みました。
大学で受講したコーチング講座のお陰もあり、今では以前ほど苦手意識も無くなり自分らしい接客ができるようになりました。
Q7 天下足球网_188比分直播-中国体彩网唯一官网の先生や学生の雰囲気は?
先生方は真面目でユーモア溢れる方が多い印象を受けました。どんなに難しい授業でもどこかクスッと笑える要素があるので、圧迫感や変な緊張感は全くありませんでした。
学生はまさに十人十色です。大学生活を謳歌している人、部活やサークルに熱心に取り組んでいる人、将来何になりたいかが明確でその目標に向かって静かに努力している人など本当に人それぞれでした。
Q8 キャンパスやキャンパス周辺でお気に入りスポットは?
本館の2階から3階にかけて見える光庭がお気に入りです。
三角形のガラス張りになっているため、ガラスに反射して構内からでも空を見ることができます。そのため授業の教室移動時や帰りがけに青空や夕焼けが見えると気分が明るくなりました。
Q9 キャンパスライフの楽しさ、充実感は?
自分の「好き」が学べます!固い学問だけではなく、サブカルチャーなど文芸に少しでも関係するものなら大体は関連する授業が見つかります。そして自分の「好き」が今無い人でも多彩な授業を受けているうちに「ちょっと好きかも」を見つけることができるはずです!
部活やサークルに入るもよし、就活に向けて講座を活用するのもよし、空いた時間で自分の好きなことをするのもよし、大学4年間を自由に彩って自分を成長させてみませんか?