更新日:2025年04月14日
留学?海外研修
春季海外研修レポート(韓国?高麗大学)
2024年度 韓国?高麗大学 春季海外研修に参加された方のレポートをご紹介します。
文芸学部 3年生 S.Kさん
春季海外研修で韓国の高麗大学に1ヶ月間行きました。研修に参加した理由はkpopが大好きなのと韓国ドラマをよく見ているので、字幕なしで視聴できるようになりたいと思い、半時ほど前から韓国語の勉強を始めました。ハングルを読むことはできるけれど発音などが上達しないため、現地で学びたいと思い参加しました。研修の期間は2025年2月9日から3月8日まででした。
高麗大学までは地下鉄で通いました。ホテルから最寄り駅まではそれほど遠くありませんでしたが、路線がいくつかあるため、最初は戸惑うことがありました。ですが韓国の地下鉄アプリを渡航前に入れていたのと、登校日初日にはガイドの方が学校まで付き添ってくれたため、迷わずに通学することが出来ました。
高麗大学の最寄り駅から、大学までの道は急な上り坂で毎朝苦労しました。朝が苦手な人にとっては苦しい坂だと思います。
ホテルの部屋は2人1部屋でした。私は1人で参加したため共立の他の参加者と同部屋になりましたが、友達と参加する場合は同じ部屋を希望することもできます。私と同部屋の方とは学部?科が違いましたが同い年だったため、すぐに仲良くなれました。普段知り合うことのない他学部の学生と友達になれることも、海外研修の醍醐味だと感じました。同部屋の友人とは自由な時間をほとんど一緒に過ごしました。
朝食は駅の中のパン屋さんや、コンビニのヨーグルトなどで済ませました。昼食は午後に学校がある時はコンビニなどで購入し、ないときは学食やカフェなどを利用しました。夜は外食にも行きましたが、ほとんどデリバリーで過ごしました。日本と違いデリバリーは、店舗で購入する金額とあまり変わらず、送料もかからない店もあるので雨の日など便利だと思います。
授業については、1月頃に行われたクラス分けテストで6クラスほどに分けられました。初級から上級まで自分のレベルにあったクラスに割り振られるため、比較的苦戦せずに授業を受けることが出来ると思います。1クラスはだいたい10人ほどでした。少人数のため先生との距離も近く分からないところをすぐに聞ける環境で、とても良かったです。ただ、授業は全て韓国語のため最初は戸惑うことがあるかもしれません。席替えがあり、他校の学生とも話す機会があり、コミュにケーション力を高めることも出来ました。授業は基本、月曜から金曜までの9:00~13:00までした。週に2日だけ午後に授業がある時があります。午後の特別授業で韓国のハンコ文化やkpopダンスを体験することが出来ました。
平日の午後と土曜、日曜は自由行動でした。私は同部屋の友人と、有名な観光名所やSNSで見つけたお店を巡りました。1ヶ月ほどの研修期間中はほとんど出かけていました。ホテルが東大門歴史文化公園駅という場所にあったのですが、そこはとてもアクセスのよいところでした。人気の明洞、聖水など20分もあれば行けて、たくさんの場所に出かけることができました。
韓国は日本より非常に寒かったです。2月は雪が降ったため朝は特に冷えました。教室は暖房がついていますが、時間が経つと寒くなるのであたたかい格好をした方がいいです。カフェや飲食店は基本は店中が暖かいため、着込みすぎると暑くなります。
日本と韓国の街並みはそこまで変わることがありませんでした。そのため、生活面で困ることはあまりないように感じます。ただ、日本で韓国語を学ぶのと、現地韓国で韓国語を学ぶのでは大きく差がありました。日本では学んでもなかなか韓国語を使う場所がないため、定着が遅いように感じます。しかし、韓国では学んだことをすぐに使う機会があることと、授業が全て韓国語のため、緊張感を持って授業に臨みました。飲食店ではタッチパネルで注文することが多い韓国ですが、日本語を使わず韓国語のメニュー見るなどして、少しでも上達していればいいなと思います。
1人での参加に不安を感じていましたが、共立の学生が同じ部屋であったため、安心でした。他大学からの参加の方も女性が多かったため、すぐに仲良くなれました。1ヶ月生活することで韓国の文化や環境に触れることもできました。韓国語を上達したい方は是非現地で学んで欲しいと思います。韓国人の人達がいる環境では、やはり上達度が違います。発音などこんなに差があるのかと驚くことがありました。違う価値観に触れることで自分の視野を広げることが出来ました。この経験を今後の生活に役立てたいと思います。