更新日:2023年06月14日
社会連携
2023 公開講座 研修センター杉並寮(6/3、6/10)
6月3日
家政学部 児童学科 小林 正泰准教授による講座で、
テーマは「教育環境?学校建築から読み解く教育思想 ~『窓ぎわのトットちゃん』をテキストにして~」。
参加者:25名
「教育には環境が重要である」とは具体的に何を示すのか、学習環境、家庭環境、社会環境、などの自身の通った小学校を振り返ってみました。
また、教室、校舎、運動場などの学校建築のあり方が、教育環境として子どもの成長?発達に対して何らかの影響を及ぼしているのではないかについて考えました。
講演では、黒柳徹子著『窓ぎわのトットちゃん』をテキストにしてから、「新教育」と呼ばれる「子ども中心」主義の教育思想について学ぶことができました。
6月10日
家政学部 児童学科 小林 正泰准教授による講座で、
テーマは「通園バスでめぐる保育の世界 ~安心?安全の先を目指して~」。
参加者:12名
近年、相次ぐ重大事故などを受け、通園バスに対する社会の関心がかつてないほどに高まっており、子どもの命を守るため、置き去り防止装置の設置が義務化されるという現状があります。
通園バスのなかで、どのようなことが起こっているか?通園バスには、子どもの生活を豊かにするとともに、保育という営みの本質に迫るためのヒントが数多くあることを学びました。
講演では、通園バスの現状を考え、車内での記録された子どもの姿、乗務する保育者の意識や課題、仕事に臨む運転手たちの物語を知りながら、通園バスそして保育の世界を知ることができました。