更新日:2022年12月19日
社会連携
【社会連携】共同開発 電子レンジパウチ(レトルト)商品 霧島黒豚カレー、シチューが、霧島黒豚ECサイトで販売開始
共立女子大学?共立女子短期大学と林兼産業株式会社(本社 山口県下関市)は、産学連携に関する連携協定を2019年6月に締結しました。それを受けて、家政学部 食物栄養学科 木下伊規子教授、近堂知子教授および深津佳世子教授の指導のもと、食物栄養学科卒業論文?卒業演習の学生と他学部?科学生有志でチームを組み、林兼産業(株)が自社畜産している「霧島黒豚」を使用した下記2つのレトルト商品(電子レンジ対応パウチ商品)の共同開発に取り組み、2年越しで完成。この度、林兼産業株式会社が運営する「霧島黒豚」ECサイトでの販売が開始しました。
1)霧島黒豚キーマカレー
商品名:ゴロゴロひよこ豆が入った霧島黒豚あらびきキーマカレー
内容量:150g(1人前)
カロリー:216kcal
2)霧島黒豚シチュー
商品名:洋なしの上品な甘さ 霧島黒豚ごろごろお肉のシチュー
内容量:180g(1人前)
カロリー:180kcal
製造くださる工場の皆様、ご対応してくださるストアの皆様、
多くの皆様、ありがとうございます。
カレーの聖地といわれる東京千代田区神田神保町では、毎年「神田カレーグランプリ」も開催されています。今回、その神保町にある共立女子大学?共立女子短期大学の教員と学生が、“ひよこ豆のキーマカレー”と“洋ナシのポークシチュー”のレシピを考案し、林兼産業(株)が商品化しました。
“ひよこ豆のキーマカレー”と“洋ナシのポークシチュー”では、林兼産業が、自社で製造した餌料を使用し、自社養豚場で肥育した霧島黒豚を使っています。ひよこ豆とキーマカレー、洋ナシとポークシチューの組み合わせのアイデアは、栄養学を学ぶ女子大学ならではの発想だと林兼産業(株)より評価をいただいています。また、「食品ロス削減」への取組みの観点から、食べ方提案まで行い、パッケージ裏面へ掲載しています。
林兼産業(株)の「霧島黒豚」は、宮崎県都城市にある林兼産業(株)の霧島黒豚専用農場で肥育されたものです。「霧島黒豚」は、林兼産業(株)が商標権を取得しています 。
林兼産業(株)で自社生産している「霧島黒豚」と誤認されやすい黒豚があります。鹿児島県霧島市で生産され、通称 “霧島黒豚”として流通しているものもあります。 また、鹿児島県には、“霧島高原ロイヤル黒豚”と銘打った生産者もおり、略して“霧島黒豚”として市場にでている場合があります。ご注意下さい。
林兼産業(株)の霧島黒豚には以下の特徴があります。
1)霧島黒豚は、日本最大級の出荷頭数を誇り、希少な部位の肉でも要求される量の確保ができる。
2)霧島黒豚は、知名度でも日本での人気豚の五指に入るため、高級素材使用としての位置づけが、消費者に伝わり易い。
3)霧島黒豚は、飼料の開発?肥育?生産?販売と、自社でのトレース体制とれているので、産地偽装などの不安がない。
商品のパッケージに、東京都が推奨しているTokyoTokyoブランドのマーク(https://tokyotokyo.jp/ja/)を入れました。東京都産業労働局観光部が、2020年のオリパラを契機に、東京ブランドを全国および海外に発信しようということでTokyoTokyoというブランドを数年前から展開しています。
今回の共同開発商品が、「東京都の神田神保町という場所とそこにある共立女子大学を強調するマーケティング」であること、また「東京の女子学生が霧島黒豚という素材に着目し、共同商品開発に取り組んだ」ことから申請に至り、東京都より許諾いただきました。
本学教員の指導のもと学生たちが年月をかけて取組み完成した商品ですので、
是非、ご賞味いただければ幸甚です。
共立女子大学?共立女子短期大学
社会連携センター
renkei.gr@huiyuanzz.com