更新日:2016年10月21日
FD活動
FD?SD研修会 秋セミナー(第1回)を開催しました。(平成28年10月20日)
本学FD委員会では、平成28年度、「学生生徒の価値創造及びその最大化」を共通コンセプトとして、地域連携?教育改革?IRの3つをテーマに掲げ、計3回のセミナーを企画しました。
初回は「地域連携」をテーマとして、平成28年10月20日(木)、神田一ツ橋キャンパス2号館にて、共立女子大学と第二中学校高等学校の取り組みについて事例紹介を行いました。
参加者数は、本学教職員計60名でした。
【事例紹介1】
(発表者=共立女子大学 家政学部 建築?デザイン学科 田中裕子准教授)
この授業は、神保町をテーマにした6つのプロジェクトのもと、学生たちが現状を把握?分析した上で戦略やアイディアをチームで作り出し、最終回には神保町周辺の企業や自治体の方を招き提案を行う取り組みです。
チームでコンセプトをまとめデザイン化していくことで、個人での作品制作とは違う観点や工夫、意見のすり合わせ等も必要となり、そこでの気づきや交流を通して、一人ひとりの学生に確かな成長が見られます。
今回の発表にあたっては、デモンストレーションとして、「神保町個人飲食店応援プロジェクト」を提案した学生6名がプレゼンテーションを披露しました。
【事例紹介2】
(発表者=第二中学校高等学校 晴山誠也校長)
キャンパスのある東京都八王子市の豊かな自然環境を生かし、八王子伝統文化?産業に関する体験やキャンパス内の農地を中心としたファーム教育、また、進路指導の一環として八王子市内外の様々な事業所での職場体験などを通したアクティブラーニングについて紹介がありました。
体験学習を通して、解のない問いについて自ら考え、多様な価値観を学び、様々な人々と共同して課題を設定し、生きる力を身につける…そういった新しい学力観への挑戦に、参加者からも大きな期待と反響が寄せられました。