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国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2024年11月28日

授業紹介

【国際学部】鈴木ゼミがゼミ合宿を行いました(「小江戸」川越プロジェクト?卒業研究)

 2024年11月9日(土)から10日(日)に、国際学部の鈴木ゼミ(国際経済学研究)では、3年生、4年生が、国立女性教育会館で合宿を行いました。合宿では、3年生は「小江戸」川越プロジェクトに取り組み、4年生は卒業論文の仕上げを行うとともに、3年生と4年生が合同で活動を行うことで学年を越えた交流を深めました。

 

 「小江戸」「蔵造りの町」として知られる川越は、都心からのアクセスもよく、昔ながらの街並みを楽しめることで有名で、昨今では訪日外国人の訪問先としても注目を集めています。3年生は、2グループに分かれて、川越を対象として地域活性化を考えるプロジェクトを行いました。ゼミでこれまで取り組んできた外国為替レートの動向、現代社会?経済に関するテーマのグループ研究と同様に、地域活性化も経済学とも関連が深い課題です。ゼミの研究で活用している現地調査をゼミ合宿のプロジェクトにも取り入れました。川越の歴史、産業、文化などについて合宿前に調べたうえで、国際化も視野に入れながら、川越の地域発展につなげる施策をイメージして、合宿初日に現地訪問を行いました。特に、歴史のある醤油商店、2024年4月にオープンしたばかりの川越市文化創造インキュベーション施設(コエトコ)では、時間をかけたインタビューをさせて頂き、実りある現地訪問となりました。3年生は、合宿中に現地訪問を生かしたグループプロジェクトを完成させ、合宿2日目に発表を行いました。4年生からもたくさんアドバイスをもらいながら発表準備を進め、堂々とした発表を行いました。4年生は、卒業論文完成まで残り1か月となっており、合宿中に卒業論文の最後の仕上げを大きく進めることができ、3年生の前で卒業論文の中間発表を行いました。

 

以下は、合宿に参加した3年生および4年生の感想です。

 

3年生

川越市の地域振興策についてグループで考案する際、さつまいもや醤油など、川越ならではの産業に注目して計画を進めました。現地調査を通じて、さつまいもやスイーツに加え、川越で栽培されている多種多様な葉物野菜にも魅力があることに気付きました。また、醤油蔵を訪問してその歴史や製造工程について学ぶ貴重な機会も得ました。こうした川越探索のなかで、「知られていない川越の魅力」を発信する地域振興策の必要性を感じ、具体的な提案を作成できました。

 

短期間で事前学習と現地調査をする過程で、限られた時間の中で成果物を出すために、計画と実行を並行しながら、役割分担をして課題を進めていく力を鍛えることができたと感じました。現地でのインタビューを通じて、事前学習ではわからなかった点が解消され、川越の計画や実施中の取り組み、さらに新たな課題についても学ぶことができ、現地調査の重要性を再認識しました。また、4年生からのフィードバックで、発表資料の作成のコツや工夫点を教えていただき、大変勉強になりました。

 

4年生

ゼミ合宿に参加して、卒業論文に集中的に取り組めるまとまった時間をつくれたことが、今回参加して一番良かったことだと感じました。3年生と交流できたことも、とてもよい機会となったのではないかと思います。

 

ゼミのメンバーと一緒に卒論を進めることが、やる気につながりました。3年生と交流する機会があり、特に就活や卒論のノウハウを伝えることができたことはよかったと思っています。

 

 

 

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