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国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2024年10月12日

授業紹介

【国際学部】菅野ゼミが札幌ゼミ合宿を行いました(北海道大学訪問?学生交流、札幌オリンピック?ミュージアム見学)

 2024年8月5日(月)から6日(火)にかけて、国際学部の菅野敦志先生および4年?3年ゼミ生のうち有志19名が北海道?札幌市でゼミ合宿を行いました。大学交流として北海道大学の皆さんと一緒に講演を聴いて意見交換を行い、国際理解にかかわる活動として札幌オリンピック?ミュージアムを見学しました。

 1日目は、北海道大学を訪れました。北海道大学学生交流ステーションを会場に、まずは現代日本学プログラム(MJSP:Modern Japanese Studies Program)スペシャル?レクチャーとして菅野先生が依頼された英語による講演「Exploring Cultural Connections: The Case of Okinawa’s Yanbaru Pineapple in the Context of Japan and Taiwan」(文化間のつながりを探る:日台の文脈で考える沖縄?やんばるのパイナップルの事例)を皆で聴き、その後に学生交流が行われました。同大学で学ぶ外国人留学生および日本人学生との意見交換を通じて、多くの刺激を受けるとともに、各自が自らに必要な学びについて、他者との比較から理解を深めることができました。

 2日目は、札幌オリンピック?ミュージアムを見学しました。ちょうど今年はオリンピックイヤーであり、パリオリンピック開催期間中にオリンピックに込められた世界平和構築のための理念を学ぶ機会を得ることができ、非常に意義深いゼミ合宿となりました。ご協力いただいた北海道大学の伊藤孝行先生、岩見禎先生および学生の皆さんに心からお礼申し上げます。

 以下、参加した4年生および3年生からの感想を紹介します。

 

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宮澤 琉々華(国際学部 菅野ゼミ4年、ゼミ長)

 

 5日の北海道大学での学生交流では、渡邊柊斗くんと意見交換をしました。講演の内容に加えて、出身地から大学の学部、就職活動、今回の講義に参加した理由、札幌についての話など、楽しく交流することができました。渡邊くんは札幌出身で水産学部に所属しているとのことで、共立女子大学とは全く違う学生生活を聞くことができました。また、北大構内を見学し、広い食堂で学食を食べたり、学内にある建造物を見て歩いたりと、共立では味わうことのできないキャンパスライフに触れることができました。

 6日はオリンピック?ミュージアムを訪れ、浅田真央選手をはじめ、様々なスポーツ選手の衣装やジャージ、靴の展示を見ることができました。また、各大会のメダルやオリンピックの歴史についての展示もあり、今まさにパリでオリンピックが開かれているので、興味深く見学することができました。冬季オリンピックで行われるスポーツの体験もあり、全力で楽しむことができました。スキージャンプ台を上から見られたことも貴重な経験で、訪れることができてよかったです。

 菅野先生の英語講義は沖縄と台湾という非常に興味深い内容で、英語を聞き取ることに必死になりながらも、最後まで内容を理解することができました。石垣島で台湾のお祭りを行っている映像資料からは、台湾が沖縄に与える影響が大きいことが分かりました。沖縄がパイナップルの名産地ということは知っていましたが、東村に広いパイナップル畑があることは、この講義で初めて知りました。卒業論文では沖縄について書くので、パイナップルと水牛の歴史を理解することも重要ということを学ぶことができました。次回名護に行くことがあったらパイナップルパークを訪れたいと思います!

 伊藤先生、石見先生、北大の学生の皆さん、このような交流会という機会を設けてくださりありがとうございました!北海道大学は、共立女子大学とは全くキャンパスの形が異なり、広い敷地内で様々な学部の学生、留学生と接するというのも新鮮で、とても楽しむことができました。また、留学生との交流というのは、共立ではなかなかない経験でしたので、最後に写真を撮ったり、お話したりと貴重な経験ができました。大学最後の年に、北海道大学という大きなキャンパスで交流会をすることができ、思い出深いゼミ合宿となりました。短い時間ではありましたが、本当にありがとうございました!

 

齋藤 舞(国際学部 菅野ゼミ3年)

 

  北海道大学での交流は、アメリカからきたリンさんと交流しました。私自身日本語教育に興味があって世界の人達の日本へ対する印象や好感度などを調べていますが、アメリカのほとんどの人が日本に興味があると思う、というリンさんの意見は意外でした。

 また、オリンピック?ミュージアムに関しては、現在オリンピック開催期間で身近な存在ですし、私自身観るのは好きですが、その歴史や菅野先生が仰っていたような、冬季スポーツが満洲で発展した背景もあったことなどは知りませんでした。北海道で過ごしながら、オリンピックに限らず、北海道開拓の裏側でアイヌの人々が排除されてきた問題など、物事をそのまま鵜呑みにせず、批判的にみたり、背景や歴史を改めて考えてみたりすることが大切だと改めて気づきました。

 そして、北方領土問題に関するポスターが区役所などの近くに多かったり、ニュースで報道されていたりしたことに驚きました。自国に対する知識不足を感じると同時に、そこに道民の意思も感じることができました。

 菅野先生の講義では、台湾と沖縄の繋がりがあることは以前から知っていたものの、新たに知ったことは主に2つあります。まず、ひとつ目が、パイナップルが元々沖縄の植物ではなかったことです。私自身パイナップルが好きで、パイナップルやパイナップルのお菓子をよく買いますが、背景について何も知らなかったと気づくことができました。次に、台湾の人々は移りたくて沖縄に来たというより、来ざるを得なくて来たことです。そして、地元の人々から初めは排除されたということです。私は、沖縄の人に対して温厚なイメージがあったため、最初から受け入れてくれていたように思っていましたが、最初は排除されていたということを知り驚きました。でも、自分も外から知らない人たちがたくさん来たら恐れると思ったし、必然的な反応だったのではないかと感じました。

 北大の先生方、学生の皆さん、この度は試験や夏休みの期間中に私たちのために素敵な機会をつくってくださり、ありがとうございました!北大も北海道も自然豊かでとても気に入りました。また行きたいと感じました!