皆さん、こんにちは。国際学部学生広報委員1年の山田光真です。今回は、私が参加させていただいた講演会についてレポートをします。

 

　2024年5月30日、ニューヨーク州立大学オルバニー校歴史学科准教授であるカール　ボンテンポ先生(Carl Bon Tempo)をお招きし、講演会が開かれ、多くの学生と教職員が参加しました。

 

　今回の講演会では、今年2024年に開催されるアメリカ合衆国大統領選挙に出馬する現大統領のバイデン、その前任者で今回の立候補者でもあるトランプについてのことや、アメリカの大統領選挙の歴史、最後に質疑応答が行われました。講演会は英語で行われ、会場の学生はとてもに熱心に聴いており、ボンテンポ先生からアメリカ大統領選挙について、深く教えて頂きました。

 

　講演会に参加したことで、現在アメリカで行われている大統領選挙を深く学ぶことができ、国際社会についてさらに知るきっかけとなりました。アメリカ国内では、特に若い人を中心に、大統領選挙について強い不安を抱いている事が分かりました。このような状況は、これまでの歴史において何度か起こっていました。ボンテンポ先生のご講演から普段あまり耳にしない内容を知ることで、日頃からニュースを見る習慣をつけて、様々な情報や知識を学ぶことが大事だと私は思いました。

 

　講演会の終盤に質疑応答の時間があり、さまざまな発言がありましたが、その中で私も質問をさせて頂きました。その内容は「何故アメリカでも女性の政治家が少ないのか、そして、それは年齢とも関連しているのか」ということでした。ボンテンポ先生からの回答は、アメリカ人の若い世代が投票に行かないことで、高齢者の支持が優先されてしまうとのことでした。その後、自分自身でも調べてみた結果、以下の記事では小学生の中には、「政治家は男の世界」だと考えている子供達がいることが分かりました。

 

女性政治家が少ない理由ー子ども時代に形成される「政治家」のイメージに起因？
https://bigissue-online.jp/archives/1079752428.html

 

　このことから、大人だけではなく子供たちまでも政治に対してネガティブな考え方になってしまっているのではないかと私は考えました。日本の政治社会でも女性の参加率は低い傾向にあるので、両国共通の大きな課題であると思い、これから、性別の壁を超えて男女平等な社会に変わっていくことになることを強く望みます。

 

　今回、このような貴重な講演会に参加をできたことをとても、嬉しく思います。英語での講演は難しかったのですが、その分、自分の英語力をさらに上げたいと思いました。最後の質問の場で私は、とても緊張し上手く質問ができなかったのですが、ボンテンポ先生が、「いい質問だね」と励まして下さったおかげで、勇気を出して質問して良かったと思えました！

 

 

国際学部広報委員　1年　山田光真

 

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