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国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2023年12月26日

学生の活動

【国際学部】留学体験記「たくさんのことを得ることができたオーストラリア留学」

 

たくさんのことを得ることができたオーストラリア留学

Y.S.さん(現3年生)

留学先:グリフィス大学(オーストラリア)

留学期間:2023/04/01~2023/09/20

 

①留学までの準備(留学先選びなど)

 大学入学前までは留学へ行きたい気持ちはありつつも、コロナウイルスの感染拡大もあったため、現実的ではないと思い、行く気もなくなり、留学先について調べてもいなかったです。しかし、大学2年生になって、コロナウイルス感染状況も徐々に収まり、今なら行けるのではないかと思い始めました。行くにあたって自分で留学について調べるのはもちろんのこと、留学へ行く理由を明確にして、家族へプレゼンをしました。私は交換?派遣留学ではなく、一般留学を選択したため、費用面や大学の単位など、家族が感じている不安を調べることで、安心して送り出してもらえました。半年ほどの下調べをした後、留学へ行きました。

 

②留学先での語学授業、とくに印象に残ったこと、力を入れたこと

 留学先は、オーストラリアのゴールドコーストにあるグリフィス大学の語学学校へ通っていました。授業のスケジュールは月曜日から金曜日までの週5日間、朝の9時から11時までと、11時半から13時半までの4時間でした。授業内容は、Grammar, Reading, Listening, Writing, Speakingなど満遍なく行われていました。個人でのワークはほとんどなく、チームで取り組む授業が多く、英語を使ってコミュニケーションを取らざるをえない状況にあるため、SpeakingとListeningに関しては授業として扱っていなくても訓練されていたと思います。

 

 特に印象に残ったことは、先生のサポートの手厚さです。1タームが5週間で構成されていて、先生と1タームに2回の面談があります。1回目は日本でどんなことを学んでいるか、どの分野の英語を伸ばしたいのか、困っていることはないかなどの個人的面談をして、2回目の面談は、ターム最終週のテスト後のフィードバックや、ターム中のよくできたこと、これからの課題などについて話します。この2回の面談のおかげで、タームごとのモチベーション維持や中だるみをすることなく、半年間を過ごすことができました。

 

 力を入れたことは、やはり英語の勉強です。私は毎朝授業が始まる1時間前に教室に行き、前日の復習やわからない単語をノートに集めたり、覚えたりしていました。さらに、授業が終わった後は、1時間から2時間ほど宿題をしたり、復習をしたりしていました。オーストラリアに来て2週間目に、自分の英語があまりにもできないことに挫折感を感じましたが、その時の私は特に努力をしていなかったのではないかと思います。しかし、この悔しさを解消するには勉強すること、たくさん吸収することしか方法がないと思い、勉強をすることで自信をつけていきました。

 

ホストファミリーとイースター
ホリデイのピクニック
ゴールドコーストマラソンのボランティアで
朝の4時から切ったオレンジ

 

③授業以外、仲間やホストファミリーとの思い出

 勉強に力を入れていましたが、しっかり思い出も作りました。授業のない日は、中国、ベトナム、韓国からきた友達とご飯を食べに行ったり、海や山などに行ったりしていました。もちろん、日本人の友達もたくさんできました。個人的な感想ですが、日本人の友達がいたおかげで辛いことの共有ができ、ホームシックなどにもならなかったと思います。私は同じホストファミリーの家に半年滞在していました。とても優しいホストファミリーで、バレエが大好きな娘さんがいて、たくさんダンスを教えてくれました。また、ホストファミリーは多くの国からのホームステイを受け入れており、最初は日本人が私以外にもいて、ハウスルールを教えてくれました。そして日本の子達が帰った後は、中国の子が来て、私もしてもらったようにハウスルールを教えたり、インドネシアの子と香港の子がいたときは一緒に朝のマーケットに行ったり、キャンプファイヤーをしたり、カードゲームをしたりしました。学校だけでは学べない生きた英語に触れ使うことで、会話力が上がったと思います。

 

インドネシアの友達とショッピング
友達と朝日を見にビーチへ

 

④留学の成果を帰国後どのように生かしているか、活かしたいか

 私は留学前にカフェでアルバイトをしていたのですが、留学後に店舗は変わったものの、同じ企業のカフェでアルバイトをしています。前の店舗よりも海外のお客様がたくさん来る店舗なので、日々海外のお客様に日本のお客様と同じサービスを提供できるように、英語を使い接客をしています。海外のお客様の中には日本語を勉強していて使ってくださるお客様もいらっしゃいますが、こちらの日本語が難しく聞き取れない場合もあり、そのような際に英語を使うことでより満足していただけることが多いです。

 

 これからはTOEICや就職にも英語力を活かすことができればいいなと思っています。さらに英語力だけではなく、毎タームごとに行っていたプレゼンやディスカッションを経て身につけたスキルもたくさんあります。私は留学という成功体験のおかげで、自分に自信を持つことができるようになったと思います。不安なことも辛いこともありましたが、それよりも得られたものの方が大きいため、今後の社会生活に活かしていきたいと思います。

 

Pacific Airshowを鑑賞
最終登校日に映画鑑賞