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国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2023年12月26日

学生の活動

【国際学部】留学体験記「私を変えてくれたイギリス生活」

私を変えてくれたイギリス生活

T.A.さん(現3年生) 

留学先:リーズ大学(イギリス)

留学期間:2023/04/01~2023/09/20

 

①留学までの準備(留学先選びなど)

 留学を決意した一番の理由は、「新しい環境で異文化適応能力を身に着けたい」という思いがあったからです。そして、高校の修学旅行でイギリスに訪れた際にホームステイを経験し、文化の違いに触れて、今度は長期間滞在してみたいと思ったのでイギリスを選びました。また、アメリカに留学したことがあったので、アメリカ英語とイギリス英語の細かい違いを学ぶのにも適していると考えたからです。時間や費用の面で、気軽に行けるような場所ではないのも理由の一つです。

 

 

リーズ大学
Parkinson Building

 

②留学先での語学授業、とくに印象に残ったこと、力を入れたこと

 留学して間もない頃は、相手が話していることを必死になって聞き取って理解することだけで精一杯でした。「自分は英語が出来ない」「何を言っているか分からない」など後ろ向きで、「自分の英語を受け入れてもらえるのか」と不安で仕方ありませんでした。

 

 しかし、分からないことをそのままにしておくのはまずいと思い、他国の人と交流し、親密な関係になることが最も重要なことだと考えました。友達との会話が上手く続かなかったことが多くあったため、まずは『相手のことを知る』といった小さな目標を掲げました。相手に関する話題を提示し、それが出来たら『自分についての話をする』というように、少しずつ話す内容を増やしながら、お互いのことを分かり合うためのコミュニケーションを図るようにしていきました。会話において、訳しにくい言葉や自分の知らない単語に直面した際、相手にどう伝えればよいのか悩むことが多くありました。

 

 そこで私は、『例えば』という言葉を使うことを試しました。すると相手が内容を理解してくれ、会話が続くようになり、自分の力でコミュニケーションをとることの楽しさを覚えました。その結果、複数の友達と会話を楽しむことができ、お昼ご飯を一緒に食べたり、放課後に遊びに行ったりと親密な関係を築くことができました。また一緒に過ごすことで、異文化に触れることができ、自国の良さに改めて気が付くこともありました。

 

先生とクラスメイトと

 

③授業以外、仲間やホストファミリーなどとの思い出

 仲良くなった友達と放課後に一緒にカフェに行ったり、自分の寮に招待して日本食を振舞ったり、バスに乗って遊園地に訪れたりと、異文化交流をしながらイギリス生活を充実させていきました。日本から持ってきた日本のお菓子やキャラクターグッズを渡すと、とても喜んでくれたのが印象的でした。

 

 また、もっといろんな国の人と会話を楽しみたいと思ったので、毎週月曜日の大学内で行われていたGlobal Cafeに参加しました。このカフェは、リーズ大学に留学している学生たちが、会話をして楽しむというコミュニティです。様々な国から来た留学生らとその国の文化やイギリスでの過ごし方などを話すことで、自分のコミュニティを広げていきました。

 

Global Cafeで出会った友達から、私が最後の授業の日に手紙とプレゼントをもらったことは、言葉で表しきれないほど嬉しかったのを覚えています。

 

 休みの日は友達と一緒に、リーズから電車で片道2時間15分かけてイギリスの首都であるロンドンに遊びに行きました。また、ハリーポッターの舞台となったオックスフォード、ピーターラビットのモデルとなった湖水地方、ビートルズの生まれ故郷であるリバプールなど、いろんな場所を訪れました。同じイギリスでも全く違う景色が見られたのが印象的でした。

 

 

公園で記念写真
ロンドン

 

④留学の成果を帰国後どのように生かしているか、活かしたいか

  留学当初は自分から行動することが不安でした。しかし、様々な困難にぶつかり乗り越えてきたイギリス生活はとても濃く、あっという間でした。留学を通して、英語力の向上はもちろん、自分の性格が留学前よりもより明るく、失敗することを恐れないチャレンジ精神が芽生えたと実感しました。そして異文化でも通用するコミュニケーション能力の習得に力を入れることができ、意思疎通をする際は、自分の言葉で相手に伝えようとする姿勢の重要性を学びました。留学で出会えたたくさんの人たちとの繋がりを、この先も大切にしたいです。