Faculty of International Studies
更新日:2023年01月24日
授業紹介
【国際学部】海外の大学とのオンライン交流プロジェクトを実施しました ― グアム大学日本語練習パートナー ―
2022年12月から2023年1月にかけて、アメリカ?グアム大学とのオンライン交流プロジェクト「日本語練習パートナー」を実施しました。これは、日本にいながら、グアム大学で日本語を学ぶ学生の会話練習をオンライン?ボランティアとして手助けすることで、学生同士の国際交流を進める取り組みです。練習は、Moodleという遠隔対面コミュニケーションソフトを介して行われました。菅野敦志ゼミのゼミ長?藤内美帆さんと副ゼミ長?小出莉子さんの二人が代表してボランティアを務め、4週間の交流活動を終えました。以下は、交流を終えた二人が寄せてくれた感想です。
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3年 藤内美帆(菅野ゼミ?ゼミ長)
自分のスケジュールの都合もあり、朝早い時間からのスタートが多かったのですが、大変有意義な時間を過ごすことができました。英語だけでなく、簡単な日本語でのコミュニケーションもとることができました。また、今まで「当たり前」と思って話してきた日本語の面白さにも気づくことができました。
印象的だったのは、「帰ります」という動詞を、「帰ります」と「帰る」で練習した時です。向こうから、「Frogは?」と聞かれ、「カエル!」と笑い合いながら練習をしました。日本語を外国語として一から学ぶのはとても大変なことだと思います。英語とは文字も発音も違います。数字や文が長くなると、これからもっと「難しい」と思うようになるかもしれません。ですが、「日本語を学ぶことが楽しい」と思ってもらえるなら、日本人として嬉しく思います。
最後のレッスンで別れを惜しみながらパートナーに手を振る藤内さん
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3年 小出莉子(菅野ゼミ?副ゼミ長)
一対一の練習だったため、グアムのパートナーと深く交流することができました。特に、「日本語を学ぶ」ことの難しさを感じました。私なら諦めてしまいそうだと思いましたが、それでも日本の文化に惹かれて練習するパートナーの姿勢に感銘を受けました。また、そのような学びを促す日本の文化的な魅力の理解についても、自分の見識が未熟であったことを認識しました。
私のパートナーは一児の母で、大学で日本語を学びながら自主制作の映画をSNSで発信し、卒業後は映画監督になることを目標としている方でした。子どもを育てながら大学で学びを続け、自分の目標のために行動する女性に出会うことができ、これから就職に向き合う私にとっても、貴重な交流の機会となりました。