Faculty of International Studies
更新日:2022年12月09日
授業紹介
【国際学部】インガ M. W. ニーハマル駐日ノルウェー大使をお招きし、講演会を開催しました
2022年11月17日、国際学部では、課題解決ワークショップを受講している学生(1年生)を対象に、立松美也子先生のご紹介で、インガ M. W. ニーハマル駐日ノルウェー大使をお招きし、「ノルウェーのジェンダー平等とノルウェー?日本二国間関係」と題した講演会を開催しました。
講演会は英語で行われ、主にノルウェーと日本の関係、ノルウェーにおけるジェンダー平等などについてお話し頂きました。講演会後半の質疑応答の時間では、学生からノルウェーの政策、外交官の仕事などについての質問があがりました。講演会後も大使と学生との間で意見交換が続きました。
参加した学生たちは、駐日ノルウェー大使から直接お話を伺うという貴重な機会の中で、ノルウェーについての知見を広めるのみならず、日本との関係性、日本との比較という観点からも多くの学びを得ることができました。
インガ M. W. ニーハマル駐日ノルウェー大使
以下は講演会に参加した国際学部学生広報委員会に所属する1年生の工藤茉莉さんの感想です。
今回、ノルウェー大使に直接質問をするという貴重な体験をすることができ、非常に光栄でした。ノルウェーは女性の政治参加が進んでいる国と聞いていましたが、実現するまでの道のりや現在の課題なども知りました。なかでも、女性の首相が初めて誕生したのが1981年ということにとても驚きました。これは、国が早くから率先して出産や育児休暇取得の法整備を進めたことにもよるもので、今でも法整備の拡充が続けられています。私は大使に、 “I'm interested in renewable energy. Do you think Japan can develop renewable energy more than it does now?” という質問をしました。ノルウェーは国内の電力をほぼ全て水力発電で賄っており、再生可能エネルギーの推進を目指す日本にとってはお手本となる国です。大使は、ノルウェーの現状も含めて日本のこれからの可能性について分かりやすく教えてくださいました。外国からの視点で日本の現状について話を聞く機会は新鮮で、これからもさらに学びを深めていきたいと思いました。
工藤茉莉さん 講演後大使と交流して記念撮影
左?川久保清学長
中央?インガ M. W. ニーハマル駐日ノルウェー大使
右?西山暁義国際学部長