「コロナ禍でのオンライン留学」

国際学部４年　藤田　優美

　今回私がオンライン留学を選んだ理由として最も大きかったものに自宅から気軽に参加できるということがありました。私自身大学二年次に半年間の語学留学を経験し、英語力には自信がありましたが、コロナ禍によりアルバイトなどで海外からの観光客に対して英語を使う機会がなくなってしまっていたため、このオンライン留学を通して会話力をもう一度鍛えたいと思って参加しました。春休み期間中の二週間で効率よく英語を学べるきっかけとなりました。

　授業開始前に準備したことは特になく、クラス分けテストには自分の実力のみで挑戦し、自身のレベルに合ったクラスに入ることができたと思います。

　スピーキング力をもう一度学ぶためにこのプログラムに参加したので、スピーキングの授業が特に印象に残っています。教科書の話題に沿って自分の意見や考えを先生と話し合うことができました。また、ライティングの授業では、エッセイの書き方を一から学びました。以前はライティングに対して苦手意識があったのですが、授業で学んだことを実践したことによって、プログラム終了後のテストでは高得点を取りました。どの授業も先生と一対一での授業だったので、単語や文法事項など分からないことがあればすぐに質問できました。また、授業後には毎回宿題も出されるので、その日の内容を復習することもできました。

　　日本にいると英語を使う機会が大幅に減ってしまい、身に着けた英語力がだんだんと落ちてしまうのを実感しました。また海外に行くことができるのはしばらく後になるかもしれませんが、まずは毎日の生活の中で好きな映画を英語で見たり、英語の本を読んでみることで英語に触れることを継続させていきたいと思います。そして、大学卒業後には英語力を活かし外資系企業で働いてみたいと考えました。