Faculty of International Studies
更新日:2020年01月06日
学生の活動
留学体験記「一生の宝物となったアイルランド留学」
M.I.さん(現3年生)
留学先:ダブリンシティ大学(アイルランド)
留学期間:2018/09/21~2019/09/20
私の通っていた高校は英語教育や国際理解教育に力を入れており、ネイティブの先生が5人学校に常駐し、交換留学を推奨している学校だったので身近に高校で留学に行く子達や留学に来る人達がいました。高校時代に所属していたテニス部の顧問もアイルランド出身の先生だったため、高校生の時からずっとアイルランドに興味を持っていました。また大学2年次に行ったシアトルでの語学研修で自分の英語力の低さを痛感し、英語力を向上させるために英語だけの環境に身を置きたいと思い、留学を決意しました。しかし、最初からアイルランドにしようと決めていた訳ではなく、まず留学先を選ぶ条件として、日本人が少ないということで学校を探しました。また、私はクイーンズ?イングリッシュを学びたかったのと、旅行するのが好きだったので、格安航空が発達していて、旅行に行きやすいアイルランドを選びました。そして留学するのであれば業者を通さずに自分一人で全て準備しようと思い、学校へのやり取りや住むところ、航空券の手配など、全て一人で準備しました。
General English courseと8週間のIELTS courseに分かれていて、私は両方のコースを取りました。まず初めに、General English courseに行きましたが、授業があまり理解できず苦労しました。周りの子たちは理解できているのに、私はなぜ授業についていけないんだろうと感じました。そこでまずは授業の復習をしっかりとしました。授業で読んだ文章や教科書で知らなかったり、新しく出てきたりした単語を次の日までに調べ覚えるようにしました。先生方も親切で、授業で習った文法等が理解できず質問した際、授業後30分位いつもマンツーマンで丁寧に教えてくれました。授業では、お互いの国の違い等について話したりすることで、文化や考え方の違いを理解することができました。また、クラスも多くて15~16人という少人数制だったので、クラスメイトとの仲も良く放課後にご飯を一緒に食べたり、遊びに行ったりしていました。IELTS courseはIELTSテストの対策のための授業だったので、かなり難しかったです。リーディングやリスニングに加え、スピーキングとライティングがあり、特にライティングは設問に対する見解を論理的に表現しなくてはならず、大変難しかったです。
クラスメイトのみんなと記念撮影
仲良いクラスメイトでコリアンレストランへ
放課後みんなでクラブに
私は留学中ホストファミリーの家にずっと滞在していました。ホストの家は常に留学生を受け入れており、フランス?イタリア?スペイン?メキシコ?ロシア等、日本では出会わなかったような色んな国の人々と仲良くなることができました。また、クラスで仲良くなった韓国人や中国人の子達と、アイルランドにあるコークというところに旅行に行きました。観光したり、滞在先のアパートメントホテルでお互いの国の料理を作りあったり、お酒を飲んだりしました。その他留学中に、土日や長期休暇を利用して、イギリス?フランス?スペイン?ドイツ?イタリア等ヨーロッパ18ヶ国を旅しました。イタリアとフランスでは、留学中に仲良くなった友達の家に泊めてもらい観光案内をしてもらったり、家庭料理を作ってもらったり、現地の生活を体験したりしました。また冬の長期休暇に、夢だったアイスランドを除く北欧4か国を、電車で一人旅しました。異国の地に一人で旅するのはとても不安で、トラブルも多々あり大変でしたが、一人で全て解決したり、いろんなことに挑戦でき、自己の成長に繋がったのかなと感じています。
DCU主催のハロウィンパーティー
ホームメイトのフランス人とその友達
イタリア人の友人とフィレンツェにてディナー
家族がアイルランド旅行に来た際行ったアイリッシュダンスのディナーショー
中国×韓国×日本でアイルランド旅行
日本に帰国してから英語を使う機会がほとんど無くなってしまったので、毎日英語に少しは触れるために、海外ドラマを毎日観るようにしています。また、将来英語を使う仕事に就きたいと考えており、TOIECの勉強をしています。2020年のオリンピックでは、外国人相手のボランティア活動に参加したいと思っています。