Faculty of International Studies
更新日:2017年07月20日
【国際学部】イギリスから研究者を招き国際ワークショップを開催しました
7月15日(土)に共立女子大学?神田一ツ橋キャンパスで「日英国際交流イギリス理想主義ワークショップ」が開催されました。このワークショップは、英国ハル大学のコリン?タイラー教授と本学国際学部の寺尾範野准教授の共同研究の一環として行われたもので、大和日英基金からご助成いただいた奨励金によって実現しました。当日はタイラー教授、ハル大学ジェームズ?コネリー教授、カーディフ大学デービッド?バウチャー教授の3名をイギリスより招聘し、アイザイア?バーリン研究を日本で牽引されている森達也博士を交え、イギリス理想主義(British idealism)政治思想について最新の研究成果発表を行っていただきました。通訳なしのイベントであったにもかかわらず、ご参加いただいたオーディエンスの方々からもとても活発な議論が提起され、ワークショップは成功裡に終わりました。
ワークショップの中心テーマであった19世紀イギリスの哲学者トマス?ヒル?グリーンは、女性の高等教育の拡充にも尽力し続けた人物でした。「女性の自立と自活」という本学の建学精神はグリーンの理想主義とも相通じるところがあるとタイラー教授らに伝えたところ、「そのような精神を大切になさる共立女子大学で研究発表ができたことをとても光栄に思います、ぜひ貴学を日本におけるイギリス理想主義研究の一拠点にしてください」と温かいエールを送ってくださいました。
ワークショップの様子
コリン?タイラー教授の研究発表
当日のプログラム