Faculty of International Studies
更新日:2019年05月28日
【国際学部】2018年度優秀卒業論文集が刊行されました!
国際学部では2016年度より、卒業論文執筆者全員が参加?報告する卒業研究成果発表会を2月に開催しています(2018年度の中間発表会については、当該記事を参照)。
今年度も優秀作品の表彰も行われました。これは、3つの分野(グローバル?スタディーズ?コース、コミュニケーション?スタディーズ?コース、エリア?スタディーズ?コース、英語執筆論文)についてそれぞれ推薦された卒業研究(論文)を、分野ごとに分かれた教員が読んだうえで、優れたものに点数を与え、その合計点で表彰作品を選出するというものです。
2018年度は、以下6人の学生の作品が選出され、論文集として製本されました。受賞者のみなさん、おめでとうございます!!残念ながら、すでにそれぞれ新しい場で活動を行っているみなさんを招いて表彰式を開くことができませんので、HP上で受賞の言葉を述べてもらうことにしました。
(この論文集は、オープンキャンパスなどで閲覧することができます。)
Aさん(細野ゼミ)
「地震保険はなぜ必要か-これから起こる大地震に備えて-」
この度、卒業論文優秀賞にご選出いただき大変嬉しく光栄に思っております。地震保険に関して無知な私にとって、まず地震保険について調べる事が非常に難しいものでした。しかし、日本の地震保険の歴史や概要を学んだり、他国と比較し、日本の地震保険の課題を考察するうちに、自分の満足のいく卒業論文となりました。卒業論文執筆にあたり、ご指導下さいました細野豊樹先生に感謝申し上げます。
山田 玲奈さん(立松ゼミ)
「日米地位協定が沖縄にもたらす諸問題」
この度は優秀論文として選出いただき、大変光栄に思います。自分の論文が優秀論文集に掲載されるとは思ってもみなかったので驚いています。熱心に丁寧にご指導してくださった立松先生、助け合いながら卒業論文を執筆したゼミの仲間に感謝いたします。
鈴木 咲良さん(橋川ゼミ)
「新海誠論―「孤独」描写から見る肯定感―」
この度、優秀論文賞に選出していただいたことを大変嬉しく、光栄に思います。「孤独」という誰しも一度は感じたことがあるであろう感情、状態をテーマとしてこの論文を執筆しました。執筆中は思うように書き進めることができず、悩む事もありましたが、橋川先生やゼミ生から多くのアドバイスをいただいたおかげで、無事論文を書き上げることができました。最後までご指導下さった橋川先生、また協力してくれた友人に深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
原田 星花さん(西山ゼミ)
「死ぬ権利―オランダ?スイス?ベルギー 安楽死合法国から考える新しい人権―」
この度は優秀論文賞に選んで頂き大変光栄に思っております。安楽死という重いテーマを選んだきっかけは家族のガンでした。私の大学生活後半はどちらかと言うと辛いことの方が多かったです。しかし命の有限性を日々目の当たりにしてから、教科書には載っていないことも学ぶことができました。お忙しいのにいつも優しく寄り添ってくださった西山先生はもちろん、自分の家族にも心から感謝しています。
中山 朋音さん(寺尾ゼミ)
「茶道と女性―明治時代を中心に―」
この度は、卒業論文優秀賞に選出して頂きありがたく存じます。茶道史の近代を「社会的背景」と「ジェンダー」という2つのテーマから掘り下げることで、 単なるお稽古事の枠に収まらない、茶道の新たな一面を見ることができました。近代イギリス研究ゼミに所属しながら、私の個人的嗜好全開のテーマ設定を尊重し、暖かく指導して下さった寺尾先生、アドバイスをくれた友人には心から感謝しています。
野田 惠美さん(スウェインゼミ)
“Kimono and Western Culture”
この度は優秀論文賞として選出頂いたこと大変嬉しく、光栄に思っております。英語で日本独自の着物文化を執筆するのは表現に苦しんだ部分がありましたが、苦労した以上に達成感や自信を得ることとなりました。日本の着物文化は海外からとても評価を得ています。しかし日本では減りつつあるのが現状です。改めて日本の伝統文化を見つめ直すいい機会となりました。卒業論文の制作にあたりましてご指導頂いたスウェイン先生並びにご協力頂いた皆様に心から感謝致します。ありがとうございました。