コロナ禍で実際に海外に赴いて研修ができない状況ではありますが、児童学科では、学生が参加するオンラインでの海外研修を実施することができました。オンラインの強みを活かし、9月～10月にかけてニュージーランド、カナダ、スウェーデンという普段より多くの国で、保育?教育施設のオンライン視察や、現地の保育関係者からのライブレクチャーを受けることができました。また、スウェーデンの回では、児童学科の学生とスウェーデンの学生が、ライブで大学の教育内容や方法を紹介し合い、その後、質疑応答を行いました。

　参加した学生からは、「ニュージーランドの子供の好奇心をとても大切にしている幼児教育のことを学び日本との違いを感じると共に、新しい発見をすることができて良かった」「日本も徐々に多様化してきていると思っていましたが、カナダの保育園の事情を知って、日本との違いにとても驚きました」「スウェーデンで私たちと同じように保育者を目指して学んでいる学生さんと交流したことはとても貴重な経験だと感じました。特に大学の施設の違いについて意見交換できることはリアルタイムならでした」といった感想がありました。参加した学生は、多様な海外の保育?教育に触れ、日本の保育?教育を別の視点から捉えなおして今後のより良い関わりを考える良いきっかけになったことと思います。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　家政学部児童学科4年山口さんからの報告

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