更新日:2019年03月15日
授業紹介
【家政学部 被服学科】「被服平面造形学演習」では染織文化財保存に関わる授業を行っています
共立女子大学では五島美術館(東京都世田谷区)と連携協力に関する協定を結び、今年度で3年目となりました。過去2年間は同館所蔵の「金屏風を収めるための収納袋」を大学院家政学研究科被服学専攻の授業を通して制作しました。今年度も同様に大学院授業被服平面造形学演習で江戸時代制作「源氏図屏風」の保存のための収納袋を制作しました。従来の袋よりもさらに作品にとって安全で丈夫な袋を制作することを検討し、袋の裏側に通気性のよい麻素材を用いることにしました。美術館の学芸員の方々に、実際に屏風を収納して頂き、安全性と使用しやすさなどの確認をしていただきました。今後も美術館と協力して、文化財の保護、保存について知識と技術の習得を目指していきます。
作業風景 |
納品風景(画面左右端の2名は五島美術館学芸員) |