2年前期必修科目「看護過程展開論」で、電子カルテシステムと高性能人型シミュレーターを使用し、
実習をイメージした実践的なグループ学習を行いました。
2年生前期必修科目「看護過程展開論」では、看護実践の基本となる看護過程の展開と、患者の健康問題を解決するために必要な「問題解決思考と行動」を理解し実践できるようになることを目指しています。
5回の講義のあと、9回のグループワークでは実習と同じタイムスケジュールで看護過程を展開する演習を行います。具体的には、電子カルテシステムと連動した高性能人型シミュレーターを使って情報を収集し、得られたデータを分析して看護上の問題を明らかにしました。また、3回のカンファレンスやGoogleドライブを利用して情報を共有し、協働学習も行いました。その後、学びの成果として、担当した患者の看護問題や看護計画を発表し、意見交換やピア評価を行いました。
学生からは、実践的な内容で意欲的にグループワークに取り組めた、他者の意見を聞くことでカンファレンスの重要性に気づけたという意見や、9週間のグループワークを通してリーダーシップが育まれたとの声が多くあがりました。