Faculty of Nursing
更新日:2024年01月24日
授業紹介
【看護学部2年生】成人看護学援助演習Ⅰ(急性期)でシミュレーターを活用し臨地における実践力を高める演習を行いました
2年生が成人看護学援助演習Ⅰ(急性期)でシミュレーターを活用し
臨地における実践力を高める演習を行いました
成人看護学援助演習Iでは、グループ学習を通して、周手術期にある患者に必要な看護技術を身につけ、3 年生からはじまる臨地実習へ向けて実践能力の獲得を目指します。周手術期にある患者さんを実習で受け持つうえで、術後の患者さんの全身状態を観察してアセスメントすることは非常に重要なスキルである一方で、観察項目が多岐にわるため、学生にとっては苦手意識を抱きやすい分野でもあります。
本演習では、術後の患者さんの全身状態を観察する上で重要なスキル(疼痛の評価、呼吸器合併症?深部静脈血栓の観察など)の一つ一つを確認した上で、Head to toe (頭からつま先)を意識して一通りの観察を行いました。
この全身の観察の際に、学生は、今年度から本学に導入された最新のシミュレーターを用いました。シミュレーターを用いることで術後の呼吸器合併症につながる異常音の聴取など、より現実の患者さんに近い観察とアセスメントを実施することができたと言えます。また、グループで実践した内容を振り返ることで、学生たちはより良い看護実践を考える機会を得ることができました。
【シミュレーターを用いて術後患者さんの全身状態の観察をしている様子】
(成人看護学Ⅰ)