Faculty of Nursing
更新日:2022年08月29日
授業紹介
【看護学部】1年生が「基礎看護技術論」で、ベッドメイキングと寝ている患者さんのシーツ交換の技術を学びました
看護学部1年生は、入院患者の療養環境を整える『ベッドメイキング』と、
ベッドに寝ている患者さんのシーツを交換する『臥床患者のリネン交換』を実施し、
環境整備の必要性を体験し技術を学びました。
患者さんの生活空間であるベッドを整えることは、看護の基本的技術です。演習はクラス別の少人数制で実施しました。
『ベッドメイキング』では、2人1組でベッドの作成をします。まず、教員のデモンストレーションを間近で見学します【写真1】。その後、しわのないシーツやベッド周りの清潔を目指して、患者さんが快適にすごせるベッドメイキングで環境整備を実施します。動作は、既に演習で学んだボディメカニクス(看護する側もされる側も負担が少ない体の動かし方)を活用しているか【写真2】、下シーツはマットレスの角を三角に折りたたみ、崩れにくくしわのないベッドが作成できたか【写真3】などをお互いで動画撮影し【写真4】、確認しました。
『臥床患者のリネン交換』では、ベッドで寝ている患者さんのシーツを交換します。3人1組になり、それぞれ看護師役と患者役を体験します【写真5.6】。この技術は、今回学んだベッドメイキングに加えて、前回の演習で習得した体位変換の技術が必要になります。看護師役は患者さんにとって安全で安楽な方法を考えながら、実施しました。
1年生は、初めて臨地で行う基礎看護学実習Ⅰにむけて、積極的に演習に取り組んでいました。 (基礎看護学)