Faculty of Nursing
更新日:2022年08月25日
授業紹介
【看護学部】2年生が「医療支援技術論Ⅱ」で、皮下注射と筋肉内注射の技術を学びました
看護学部2年生は、診療の補助技術である注射法として、『皮下注射』と『筋肉内注射』を演習で実施しました。
注射法の演習は、2クラスに分かれて実施しました。授業は安全に注射を実施するため、3段階に構成されています。
1段階では、注射器に薬剤を詰めて準備をします。指示された薬剤を確認し、安全かつ清潔に注射器と注射針を接続したら、アンプルに入った模擬薬液を吸い上げます【写真1.2】。
2段階は、注射するまでのイメージトレーニングです。教員によるデモンストレーション後、学生同士で注射に適切な部位を選択したら、看護師役と患者役を担いながら準備から穿刺までの一連の流れを確認します【写真3】。
3段階は、装着したモデルに準備した薬液を安全に注射します。今回は、皮膚と筋肉の層の間にある皮下組織に薬物を注入する皮下注射と、皮膚表面からより深い部位にある筋肉に薬物を注入する筋肉内注射を実施しました【写真4.5】。
筋肉内注射の部位は上腕を選択し、新型コロナワクチンで推奨されている最新の方法を取り入れ学修をしました【写真6】。
初めて薬剤を取り扱うことで緊張が強かったようですが、演習を通して看護師役からは安全に注射を行う難しさ、患者役からは注射される不安や怖さなど、体験を通して、たくさんの学びがありました。 (基礎看護学)