Faculty of Nursing
更新日:2022年06月01日
授業紹介
【看護学部】1年生がコミュニケーション技法を演習で学びました
看護学部1年生が、「基礎看護技術論」の演習で、対象と人間関係を深めるコミュニケーション技法について学修しました。
演習の目標は「看護師と患者の距離や看護師の話を聴く態度が患者にどのような影響を及ぼすのかを考えること」です。学生は2人1組になって、看護師役と患者役を交代しながらコミュニケーションが及ぼす影響を体験しました。
演習1は、最初に看護師役が患者役の話を無視する(写真1)、次に患者役の話を積極的に聴く(写真2)という二つの異なる状況を体験し、患者さんの立場になって感じたことを互いに話し合いました。
【写真1】看護師が患者さんの話を無視する様子 【写真2】看護師が患者さんの話に目線を合わせて聴く様子
演習2は、看護師が初対面の患者さんに挨拶をするという状況を設定し、挨拶時の互いの距離を測定しました。看護師がよいと思う距離と患者さんがよいと思う距離の差や、看護師役の立ち位置や目線の高さで話しやすさが変わることなど、体験から学ぶ機会となりました。(写真3.4.5.6)
【写真3】【写真4】立位の看護師と患者さんの距離を測定する様子
【写真5】【写真6】看護師の目線の位置を変えて患者さんとの距離を測定する様子