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ビジネス学部ニュース詳細

更新日:2024年10月04日

授業紹介

【ビジネス学部】野沢ゼミ(3年)はゼミ合宿で、いわき小名浜菜園㈱を訪問しました。

 野沢ゼミ(3年)では、本年3月から本学と連携協定を締結しているカゴメ㈱様とトマトの食品ロスを削減するべく「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」を開始しています。規格外トマト(形や大きさなどが規格に合わないため市場に出回らないトマト)の有効活用を目的に、廃棄ロス削減につながる施策提案を3グループに分かれて取組んでいます。

 菜園を訪れる前にカゴメ㈱様からレクチャーを受け、食品ロスの現状や食品ロスが発生する原因についてある程度理解することができましたが、より実際の現場で起こっていることを理解し実感するために、カゴメ㈱様の取り計らいで、いわき小名浜菜園㈱の訪問が実現しました。

 2024年9月3日から9月4日にかけて、ゼミ合宿でいわきを訪問し体験したことを以下に写真とともにお伝えいたします。

 

カゴメ㈱様、いわき小名浜菜園㈱様とゼミ生全員

  いわき小名浜菜園㈱では、味は美味しく食べられるのにも関わらず、ひび割れや傷、異形などのトマトは、出荷できず廃棄されているのが現状です。 菜園では食品ロスを少しでも削減するため、通常よりも価格を下げた「もったいないトマト」の販売や、トマトジュースへの加工を検討しているということです。実際に販売されているトマトを食べさせていただいたのですが、本当に美味しく規格外トマトとは思えませんでした。しかし、トマトを使用した商品の企画?販売は様々な面で難しいようで、菜園の方々も頭を悩ませているようでした。

 

菜園で試飲?試食させていただいた商品

 次に、実際に菜園を見学しながら説明していただきました。東京ドーム2個分もの広さに、見渡す限りトマトが並んでいる風景に圧倒されました。トマトは夏野菜のイメージがあり、夏が栽培に適していると思っていましたが、実際には夏の厳しい環境では栽培が困難であることを知り、改めて栽培の難しさを感じました。

 お話を伺う中で最も印象的だったのは、「生産者はトマトに傷があっても気にしないが、日本の消費者は気にする人が多い」という点でした。トマトは、表面に傷があっても実際の味や栄養にはほとんど影響がありません。中身は新鮮でおいしいことを、この活動を通じて多くの人に伝えていきたいと考えています。今回の菜園見学を通じて、普段スーパーで見ているトマトの裏側には、多くの工夫と技術があることを強く感じ、さらにこの活動への想いが強まりました。

 

菜園見学の様子

 

菜園のトマト

 また、実際にその場でいわき小名浜菜園様からお題を頂き、2チームに分かれてグループディスカッションを行いました。お題は、上記に記載されているトマトジュースと「もったいないトマト」とされている規格外トマトのネーミングや流通方法を考えるなどというものでした。

 

 菜園見学の直後にリアリティをもって考えることでより良い案をご提案する事が出来たように感じます。いわき小名浜菜園様にもお褒めの言葉を頂くことが出来ました。また、提案に対しご質問やフィードバックを頂く事が出来たため、今後のチーム活動のヒントの1つにさせていただきたいと思っております。

 

グループディスカッション後の発表の様子

 今回のゼミ合宿を通し、実際の菜園を体験したことで、施策提案のためのアイディアに繋がる情報をたくさん収集できたと思います。これを活かして、さらに提案内容を充実させ、規格外トマトの有効活用に向けて、ゼミ生全員で優れた企画を提案できるよう励んで行きたいと思います。

 最後に、ゼミ合宿中、大変お世話になったいわき小名浜菜園㈱の石田社長、草野部長をはじめ、本社より同行いただいた経営企画室の中野課長にはこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

ビジネス学部3年 野沢ゼミ 上野真璃亜, 飯田帆南, 榎梨乃