Faculty of business
更新日:2023年09月22日
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【ビジネス学部】リーダーシップ開発研究セミナー第5回開催 報告
3月よりスタートした共立女子大学ビジネス学部教員主催の「リーダーシップ開発研究セミナー」。第5回は9月5日(火)に立教大学の全学部生対象のリーダーシップ教育プログラム GLP(Global Leadership Program)の開設から10年来職員(事務局)として関わられた大竹秀和さんにご登壇頂きました。『「事務局」が発揮するリーダーシップとは~教育プログラムにおける職員の関わりと実践~』と題し、大学におけるリーダーシップ教育?開発プログラムの先進事例を、普段は語られることが少ない運営の側面や教職協働の観点で語っていただきました。
「GLP開設以降の10年間」の歩みに始まり、「事務局としてのリーダーシップの学びと実践」を「学内組織の理解浸透」や「教員からみた事務局の役割」など、一つひとつ整理し、具体的なエピソードと共に話題提供くださったことで、本学でも今まさに追体験していることと重ねて理解を深めることができました。事務局の役割は「大学規程や慣習的ルールとリーダーシップの学びを最大化する手法との橋渡し」、「学生スタッフ、教員のセイフティ―ネット」など、活動のエッセンスを熱意と共にご本人からうかがえたことは貴重でした。
今回は職員の参加が過去最多の10数名。終了時間ぎりぎりまで多くの質問や議論が飛び交い、アンケートには、「リーダーシップ教育を全学的に推進するうえでの、事務局の果たすべき役割や持つべき姿勢について、具体的に学ぶことができた」「本学のリーダーシップ教育の今後の展開の実質的な進め方を考えるうえで参考になった」「職員のリーダーシップ教育への関わり方について、具体的に知ることができた。情熱ある運営に心をうたれた。」等のコメントが見られました。
まとめとして「学生、教員、職員がそれぞれの役割を理解して最大限の力を発揮する(まさにリーダーシップ)ことが、全学として息の長いプログラム構築につながる」こと、「リーダーシッププログラムにこそ全員発揮のリーダーシップが必要である」というメッセージを参加者一同しっかりと受け止めました。今後の活動へ多くの示唆をいただくと共に、近い将来、今度は本学の職員が他大学で語る日が来るよう教職協働を一層推進したいと話し合いました。
今後もリーダーシップに関わる様々な分野から登壇者をお招きいたします。次回の報告をお楽しみに。
〇第4回セミナー報告はこちらから