更新日:2024年12月03日
その他
【文芸学部】共立祭2024で「日本美術史ゼミ(美術史演習ⅠA)」が展示を行いました!
学生たちが手掛けた工夫満載の展示で来場者を魅了!
2024年10月12日(土)~13日(日)に開催された共立祭2024において、文芸学部 美術史演習ⅠAの学生たちが初めての展示を行いました!
テーマは「動物園のような美術館」。梅沢恵先生の指導のもと、学生たちが企画から運営まで主体的に手掛けたこの展示は、多くの来場者を楽しませました。
企画内容は、ゼミ生一人ひとりが選んだお気に入りの美術作品を解説付きで紹介するというもの。会場となった2号館コミュニケーションギャラリーは、多くの人々で賑わい、活気にあふれていました。
前期から準備を重ねたプロジェクト
この展示の準備は、前期の6月から始まりました。テーマの決定、作品の選定、解説文の作成まで、ゼミ生全員が一丸となって取り組みました。夏休み中にはオンライン会議を活用し、それぞれが担当する作品の解説文を完成させました。9月下旬には実際の展示スペースを訪れ、装飾やパネル配置の最終調整を行いました。
さらに、フォトスポットとしての屏風制作や、宣伝用映像の編集にも取り組みました。準備には、美術史演習Ⅱ_01の3年生や課題解決WS_25の1年生の協力を得る場面もあり、学生たちは協調性の重要性や企画運営の難しさを学びました。
多彩な展示と企画で来場者を楽しませる
展示では、美術作品に描かれた動物を「陸の生き物」「空飛ぶ生き物」「水の生き物」「爬虫類」「かわいい生き物」のカテゴリに分け、それぞれをわかりやすく解説しました。作品の深い意味や背景を学生ならではの視点で紹介する内容は、多くの来場者に好評でした。
また、展示以外にも来場者が気軽に楽しめる企画を多数用意しました。以下にその一部をご紹介します。
動物クイズ
来場者が気軽に挑戦できる楽しいクイズ
動物おみくじ
動物にちなんだ運勢を占える企画
取り上げた作品の画像を一部使用し、オリジナルおみくじを作成。
おみくじの運勢に合わせてお菓子を配布しました。
また、おみくじを結ぶスペースも設置し、縁日のような雰囲気を演出しました。
美術作品の複製品展示
名作の複製品を展示し、来場者が作品の魅力を間近で楽しめるコーナーを設置。
フォトスポット
屏風を背景に写真が撮れるコーナー
お手製の金屏風が輝いていました。
アンケート:来場者の声を聞き、次回への糧に!
来場者と学生の交流が共立祭を盛り上げる
共立祭当日、ゼミ生が直接来場者と対話しながら展示を案内。解説や企画を通じて、美術の魅力を共有する姿が印象的でした。
学生たちは、この展示を通じて美術史の知識を深めただけでなく、「共立祭」という舞台で大学生活の大切な思い出を作ることができたのではないかと思います。共立祭の会場を“学術の遊び場”に変えた美術史演習ⅠAの学生たち。今後にも乞うご期待です!
文芸学部 美術史研究室