2018年5月25日「卒業セミナー」（英語コース２年生）にて、シエラレオネ共和国ご出身のJoseph Smith氏を迎えて英語でお話を伺いました。内戦時、反政府組織に両親を殺害されたSmithさんは、子供だったご自身も拉致され、ストリートチルドレンとして過酷な子供時代を過ごしました。内戦の残酷さや、その原因となる資源管理の重要性を身をもって知ったことにより、大学時代から様々な社会活動に従事し、現在はICU大学院修士課程にて平和研究に取り組んでいます。

様々な困難を乗り越え、命を懸けて不正と闘い、人々のために尽力するSmithさんの生き方に深い感銘を受け、多くを学びました。授業後には、紛争ダイヤ、平和構築、資源管理、児童労働、フェアトレードなど、様々な社会問題について、学生たちがSmithさんに英語で積極的に質問する姿も見られました。