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vol.58 鈴木万結子 45回生

vol.58 鈴木万結子 45回生

1.今の自分(自己紹介?職業紹介)

私は大学卒業後、新卒で東京都庁に入庁し、2年間は税に関する仕事をしていました。現場で都民の方と接する機会が多く、都民の生の声から行政サービスや都政について考えることができました。今年度から本庁舎にある福祉系の部署に異動になり、少子化対策に関する仕事をしています。今までとは全く異なる環境に苦労することも多いですが、現在国を挙げて取り組んでいる少子化対策に関われていることにやりがいを感じています。「東京都の職員として働く」と一言で言っても職種も行政分野も非常に幅広いです。様々な職種(保健師、IT職等)の人と関わったり、多種多様な分野(福祉、税務、産業等)の仕事に挑戦できたりする点が都庁の魅力だと感じています。都庁は女性職員も大活躍しています。「女性としての特長を活かしながら社会で活躍する女性を育てる」校風の中で、自然と自分の将来を考えることができ、今に繋がっているのだと思います。

2.共立女子第二中高時代の感想、思い出、学校の良さや受験生に伝えたいこと。

共立女子第二中高では部活と勉強に全力を注いだ6年間でした。部活は吹奏楽部に所属していました。意見のぶつかり合いや練習量の多さに大変だと感じた部分もありましたが、それらを乗り越えて迎えた本番は何にも代えがたいものがありました。特に心に残っているのは高校2年生の時の夏のコンクールです。6月の定期演奏会をもって先輩方が引退されたため、コンクールは高校2年生が最高学年として部活をまとめ上げる必要がありました。金賞獲得の目標に向かって部活をまとめ、沢山練習し、日々上手くなっていることを肌で実感したときの喜びは今でも忘れられません。苦労を共にした吹奏楽部での仲間は今現在でも仲良くさせてもらってます。また、吹奏楽部で学んだ組織内での調整能力や「継続は力なり」の姿勢は現在の仕事に活かせていると考えています。

このように部活に熱中しながらも勉強にもしっかりと取り組んでいました。整った学習環境や充実したカリキュラム、そして丁寧にわかりやすく教えてくださる先生方のおかげで部活と両立して勉強をすることができたのだと感じています。特に大学受験時には、たくさんの先生方が親身に相談に乗ってくだり、一般受験で無事に志望校に合格できました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。また、共立女子第二の授業では思考力を養う機会も設けられており、「徹底的に考える」習慣は高校卒業後、様々な場面で役立っています。

その他にも体育大会、白亜祭、修学旅行等の学校行事がたくさんあり、様々な経験をさせていただきました。今でも当時の写真を見返して懐かしさに浸っています。豊かな環境の中で個性豊かな友達や先輩後輩と過ごした6年間は一生の宝物です。

3.受験生へのメッセージ

都内でこんなに緑豊かな学校は珍しいのではないでしょうか。のびのびとした雰囲気を大切にしつつも誰もが着実に成長できる素敵な学校だと考えています。6年間本当に楽しかったです。豊かな環境、あたたかな先生方、そして信頼できる友人達と共立女子第二でしか経験できない女子校ライフをお過ごしください。

4.この学校の良さを、ひと言で表現すると…

豊かな環境の中、ひとりひとりが輝ける場所

5.二高卒業後のプロフィール

2017年3月 共立女子第二高等学校 卒業
2017年4月 お茶の水女子大学文教育学部言語文化学科 入学
2021年3月 お茶の水女子大学文教育学部言語文化学科 卒業
2021年4月 東京都庁 入庁