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Vol.45 福田 智子 33回生

Vol.45 福田 智子 33回生

1.今の自分(自己紹介?職業紹介)

大和証券で営業職として働いています。担当先は、地銀や信用金庫などの金融機関になります。私達は預金を銀行などに預けていると思います。そのお金は企業の設備投資に対する融資や、住宅ローンなどの資金となっていますが、一部の余った資金、いわゆる余資は銀行自身が運用をして預金の利子などの一部となっています。その余資の運用に対する相談やアドバイス、商品提案をする仕事をしています。提案する相手も様々で、運用部署だけでなく、融資担当部署、会社の中枢である経営企画部署にも商品提案をしています。定期的に出張をする機会があるのですが、訪れたことのない場所に行くことが楽しみの一つです。大きな案件を決めた時の達成感や充実感は仕事の活力になっています。そのためにも先入観なく物事を考え、社内の各部署との連携や投資家との繋がりを大事にすることを心掛けています。

2.共立女子第二中高時代の思い出、学校の良さや受験生に伝えたいこと

共立女子第二で過ごした6年間の全てが、今の自分の糧となっています。志望校を決めるまでに色々な学校の文化祭や学校見学に訪れたのですが、なかなか志望校を決められずにいました。そんな中、母親に連れられて行った学校見学で、共立女子第二の自然豊かで広々とした雰囲気、自由な校風に魅了され、この学校に通いたいと思ったことを覚えています。共立女子第二は先生と生徒との距離が近く、放課後は学校に残って友達と先生方の所へお話に行ったり、テスト前は朝早くと放課後に先生方に質問攻めをして、テスト対策をしていました。体育祭や文化祭、修学旅行などのイベントは大盛り上がりでした。体育祭や文化祭の準備は1番早いスクールバスに乗って準備をしたり、放課後だけでなく休日にも学校へ行き、みんなで準備をしたことを覚えています。高校3年生は受験のため文化祭は各クラスでの出し物はなかったのですが、各クラスの有志で源氏物語の演劇をしました。同じクラスや部活にも一度もなったことがない友達同士でも仲良くなることができる、そのような人との繋がりを大事にする共立での経験は、社会人になった今も活きていると思います。
私のしている仕事は自分一人の力でなく、各部署の協力があって成り立っています。また社内だけでなく、お客様である投資家との繋がりも大事です。いつも真っ先に情報を頂く投資家や、困った時には1番に相談して頂けることは本当にありがいです。最初は距離があった投資家とも距離が縮まったと感じた時は、大変嬉しかったです。特別な経験や資格のない私でも、金融機関という投資家のプロである適格機関投資家を相手に仕事ができているのは、共立で培った経験のおかげだと思っております。

3.受験生へのメッセージ

高校を卒業してから10年以上経った今でも定期的に会える仲間や先生に出会えたことは幸せだなと思っています。同級生と会う度に共立に通えて良かったな、と再確認してします。皆さんもたくさんの仲間と出会い、たくさんの思い出の残る学生生活になりますよう願っています。

4.この学校の良さを、ひと言で表現すると…

のびのびとしていて、色々な経験ができる学校。

5.プロフィール

2005年3月 共立女子第二高等学校卒業
2009年3月 東京女子大学文理学部数理学科卒業
2009年4月 大和証券株式会社入社