9月13日に、警戒宣言が発令されたことを想定した引き取り訓練を致しました。

　子ども達が遊んでいる時に緊急地震速報が鳴り、その音を聞いて身の安全をすぐに確保しました。

　落ち着いた後、防災頭巾を被り全園児が年少組の保育室に集まりました。

　初めは「まだ、揺れている？」「幼稚園は大丈夫？」「怖い！」と言っていた子ども達も非常事態の様子を感じ、教員の話をよく聞き静かに敏速に避難することが出来ました。

　保護者には、緊急連絡システムを使い連絡し、公共の交通機関を使わずに幼稚園に向かえに来てもらいました。

　遠方の方も時間はかかりましたが、きちんと歩いて迎えに来てくれました。

　待っている子ども達は、「お母さんも防災頭巾を被って来るのかな？」「ちゃんと、迎えに来てくれるかな？」と話しながら、落ち着いて待つことが出来ました。

　子ども達だけで行う訓練ではなく、保護者も一緒に行うことにより、災害時にどのように行動すべきなのか、危険箇所を確認することもできたと思います。