そして采乃さんが、私たち全員の気持ちを伝えてくれました。それは、東日本大震災で受けた被害をネガティブにとらえるだけでなく前へ前へと進んでいる姿がかっこいいな、と思い自分自身の生き方を見直すきっかけともなったこと。南三陸町フィールドワークのグループワークで「未来に向かって継続し活気ある地域であるために、どのような企画を立てたらよいか」をメンバー同士の意見を聞き、相談し合い、必要なこと、足りないこと、また班ごとに何度も中間発表を重ね、さまざまな考え方があることに触発もされ、さらにいいグループワークにも繋がりました。このことは、地域を知る、ということを遥かにしのぐ、南三陸町の住民にもなったような寄り添う気持ちも生まれ、大きな経験を得たことによる成長だけではなく、また今後には更にこうしていきたい、という成長欲も備わりました。 そしてここから、メンバー12名が4班に分かれて、課題「南三陸町の魅力を発見し伝え、南三陸町の交流人口の拡大に向け、多くの方にお越しいただける、新しい賑わいを作り出す店頭企画(さんさん商店街等)、イベント企画など提案」について、プレゼンテーションです。課題に対し、内容の規模に縛りはありません。各班は、実にさまざまな内容で、まさにこの課題をプレゼンテーションさせていただきました。①海A班(3名:家政学部?食物1年、家政学部?児童1年、文芸学部2年) 「修学旅行で南三陸へ!新たな価値創造」 ②海B班(3名:家政学部?児童2年 2名、ビジネス学部1年)「サンオーレそではまに sun ole ~砂浜から見る日の出~」 ③観光?交流人口班(3名:国際学部3名、国際学部2年、生活科学科1年)「集まって、関わって、広げよう!キッチンカーで見つける南三陸の海?山?里」 ④建築?木材班(3名:文芸学部4年、家政学部?建デ2年、生活科学科2年)「南三陸杉とのコラボ企画が街中で出現だ!」23| 2021年度南三陸町フィールドワーク報告書
元のページ ../index.html#23